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にてひなる【似て非なる】▽中国🔗⭐🔉
にてひなる【似て非なる】▽中国
外観は似ているが、内実は本物と異なっている。
《出典》
孔子曰(イワ)ク、似テ非ナル者ヲ悪(ニク)ム。莠(ユウ)(=田の雑草の名)ヲ悪ムハ其(ソ)ノ苗ヲ乱ルヲ恐ルレバナリ。〔孟子(モウシ)・尽心下篇〕
にてもやいてもくえぬ【煮ても焼いても食えぬ】🔗⭐🔉
にてもやいてもくえぬ【煮ても焼いても食えぬ】
性質がずるく、普通のやり方ではうまく扱えない。
《例文》
「あいつは煮ても焼いても食えない男だ。」
にどあることはさんどある【二度あることは三度ある】🔗⭐🔉
にどあることはさんどある【二度あることは三度ある】
《同じような事が2度あれば、続いてもう一度起こるの意》物事、特に悪い事は繰り返すものであるから注意を要するということ。
にとうさんしをころす【二桃三士を殺す】▽中国🔗⭐🔉
にとうさんしをころす【二桃三士を殺す】▽中国
《二つの桃で3人の勇士を殺すの意》奇計を用いて人を自滅させることのたとえ。
《参考》
斉(セイ)の景公に仕える公孫接(コウソンショウ)・田開彊(テ゛ンカイキョウ)・古冶子(コヤシ)の3人の勇士は、ともにその功を誇ってわがままであった。景公は、このままでは国を危うくすると判断し、宰相晏子(アンシ)の計を入れて、功の多いと思う者2人が食えと言って3人に2個の桃を与えた。公孫接と田開彊とはそれぞれ功を言い立てて桃を取ったが、古冶子の功に及ばないことを知った2人は恥じて桃を返し、自殺した。古冶子もまた独り生存するのを潔しとせずとして桃を返し、続いて自殺したという。
《出典》
〔晏子春秋(アンシシュンシ゛ュウ)・諫下篇〕
にどおしえていちどしかれ【二度教えて一度叱れ】🔗⭐🔉
にどおしえていちどしかれ【二度教えて一度叱れ】
過ちを犯した者に対しては、しからないでくり返し教え、しかるのはそのあとでするのがよいということ。
ことわざ ページ 404。