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にしきのみはた【錦の御旗】🔗🔉

にしきのみはた【錦の御旗】 赤地の錦に金銀で日月を刺繍(シシュウ)した旗。錦旗(キンキ)。 《参考》 鎌倉時代ごろから、朝敵討伐のさい、天皇から官軍の標章として賜った。特に、戊辰(ホ゛シン)戦争のとき明治天皇から官軍に賜ったものは有名で、現存する。 他に対して自己の主張などを権威づけるものとして立派な名分のたとえ。 《例文》 「国際平和に貢献するためという錦の御旗がある。」

にしきをかざる【錦を飾る】🔗🔉

にしきをかざる【錦を飾る】 《美しい錦で身を飾るの意》立身出世して故郷に帰る。「故郷に錦を飾る。」

にしきをきてよるゆくがごとし【錦を衣て夜行くが如し】▽中国🔗🔉

にしきをきてよるゆくがごとし【錦を衣て夜行くが如し】▽中国 《美しい錦の着物を着て何も見えない暗い夜に歩くようなものであるの意》いくら立身出世しても、故郷に帰ってその栄誉を知人に知られなくてはそのかいがないことのたとえ。 《出典》 富貴ニシテ故郷ニ帰ラザルハ、繍(ニシキ)ヲ衣テ夜行クガ如シ。〔史記(シキ)・項羽本紀〕

にしのそらがくもってくるとあめになる【西の空が曇ってくると雨になる】🔗🔉

にしのそらがくもってくるとあめになる【西の空が曇ってくると雨になる】 西の方から低気圧が近づくと西の空が曇ってきて、やがて雨が降るようになるということ。

にしもひがしもわからない【西も東も分からない】🔗🔉

にしもひがしもわからない【西も東も分からない】 《どちらが西でどちらが東かさえ分からないの意》物事の道理を理解する力がない。まったく思慮分別がない。 《例文》 「西も東も分からない幼児。」

にそくのわらじをはく【二足の草鞋を履く】🔗🔉

にそくのわらじをはく【二足の草鞋を履く】 同一人がもともと両立しない職業や立場を兼ねる。 《参考》 昔、ばくち打ちが罪人を捕らえる役人を兼ねることを言ったことから。

にたものふうふ【似た者夫婦】🔗🔉

にたものふうふ【似た者夫婦】 夫婦は互いに性格や好みが似かようものであるということ。また、趣味や性格の似ている夫婦のこと。

にちにちこれこうじつ【日日是れ好日】▽中国🔗🔉

にちにちこれこうじつ【日日是れ好日】▽中国 毎日毎日が、事件もなく平和なよい日であるということ。「日日(ヒヒ゛)是れ好日(コウニチ)」とも。 《出典》 〔碧巌録(ヘキカ゛ンロク)〕

にっこうをみないうちはけっこうというな【日光を見ない中は結構と言うな】🔗🔉

にっこうをみないうちはけっこうというな【日光を見ない中は結構と言うな】 《日光の東照宮の建築美を見ないうちは、「結構」というほめことばを使うなの意》日光の東照宮の美しさをほめて言うことば。 《参考》 (イ)「日光」の「こう」と「結構」の「こう」とで語呂(コ゛ロ)を合わせている。 (ロ)同じ型の言い回しに、イタリアのナポリ湾について言う「ナポリを見てから死ね」がある。

ことわざ ページ 403