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ばんじょうのきみ【万乗の君】▽中国🔗⭐🔉
ばんじょうのきみ【万乗の君】▽中国
天子をいう。また、天子の位。「万乗の主(アルシ゛)」とも。
《参考》
「万乗」は、兵車1万台の意。昔、中国で、天子は戦争のときに兵車1万乗を出す制であったことから。
《出典》
〔孟子(モウシ)・梁恵王上篇〕
はんじょうをいれる【半畳を入れる】🔗⭐🔉
はんじょうをいれる【半畳を入れる】
他の人が話をしているとき、話の途中でその人をやじったりまぜっかえしたりする。「半畳を打つ」とも。
《参考》
江戸時代、芝居小屋で、見物人が役者の芸に不満であるとき、半畳(見物人に貸し出した一人分の小さな畳やござで、1畳の半分の大きさであった)を舞台に投げ入れたことから。
はんじょうをうつ【半畳を打つ】🔗⭐🔉
はんじょうをうつ【半畳を打つ】
半畳を入れる
はんじょがねや【班女が閨】▽中国🔗⭐🔉
はんじょがねや【班女が閨】▽中国
《漢の成帝の寵愛(チョウアイ)を失った班女の寝室の意》男性の愛を失った女性の寝室のたとえ。
《参考》
「班女」は「はんにょ」とも読む。
《出典》
〔文選(モンセ゛ン)〕
ばんしょくだいじん【伴食大臣】▽中国🔗⭐🔉
ばんしょくだいじん【伴食大臣】▽中国
《会食に連なるだけの大臣の意》その職に就いてはいるが、実権・実力の伴わない大臣。「伴食宰相」とも。
《参考》
唐代、大臣は政事堂で会食することになっていた。黄門監(コウモンカン)長官になった盧懐慎(ロカイシン)は清廉(セイレン)な人物ではあったが政務をさばく力に乏しく、事ごとに紫微令(シヒ゛レイ)長官の姚崇(ヨウスウ)を頼りにしていた。そこで世間では懐慎のことを伴食宰相と言ったという。
《出典》
〔旧唐書(クトウシ゛ョ)・盧懐慎伝〕
ことわざ ページ 443。