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ほめるひとにかったためしなし【褒める人に買った例なし】🔗⭐🔉
ほめるひとにかったためしなし【褒める人に買った例なし】
品物をほめる人は買う気のない人であるということ。また、世辞(セシ゛)を言うような人は本気で心配したり世話してくれる気はないということ。「褒める人は買わぬ」とも。
ほらがとうげをきめこむ【洞が峠を決め込む】🔗⭐🔉
ほらがとうげをきめこむ【洞が峠を決め込む】
形勢を見てから優勢で利益のある側に付こうとして待ち構えること。
《例文》
「総裁選挙に出馬を予想される二人は目下のところ党内情勢を見ながら洞が峠を決め込んでいる。」
《参考》
(イ)「洞ヶ峠」は、京都府と大阪府との境にある峠。
(ロ)昔、豊臣秀吉(トヨトミヒテ゛ヨシ)が山崎で明智光秀(アケチミツヒテ゛)と戦ったとき、大和(ヤマト)の郡山(コオリヤマ)の城主筒井順慶(ツツイシ゛ュンケイ)は、近くのこの峠に陣を敷き、形勢のよいほうに味方しようとして形勢を観望したという。
《類句》筒井順慶を極め込む。
ほりゅうのしつ【蒲柳の質】▽中国🔗⭐🔉
ほりゅうのしつ【蒲柳の質】▽中国
《川柳(カワヤナキ゛)は秋になるといちばん早く葉が落ちることから》病気にかかりやすい虚弱な体質のたとえ。
《参考》
《出典》
〔世説新語(セセツシンコ゛)・言語篇〕
ほれたはれたはとうざのうち【惚れた腫れたは当座の内】🔗⭐🔉
ほれたはれたはとうざのうち【惚れた腫れたは当座の内】
ほれたとかほれられたとか言って互いの愛情を問題にするのは結婚仕立てや恋愛の初めのころだけであるということ。
《参考》
「腫れた」は、「惚れた」の「ほ」に語呂(コ゛ロ)を合わせて、語調をよくするために添えたことば。
ほれてかよえばせんりもいちり【惚れて通えば千里も一里】🔗⭐🔉
ほれてかよえばせんりもいちり【惚れて通えば千里も一里】
好きな人のもとへ通うならば、遠い道のりも苦にならないということ。
《参考》
「逢(ア)わずに戻ればまた千里」と続く俗謡から。
ほろみそりのゆうだち【法論味噌売りの夕立】🔗⭐🔉
ほろみそりのゆうだち【法論味噌売りの夕立】
《法論味噌を売る人は夕立に降られると味噌がだめになって困ることから》物が損なわれて役に立たなくなることを心配することのたとえ。「法論味噌の夕立」とも。
《参考》
「法論味噌」は、焼き味噌を日に干して細かく刻み、胡麻(コ゛マ)・山椒(サンショウ)などを混ぜたもの。乾燥していて、水気を嫌う。
ことわざ ページ 499。