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ぼんとしょうがつがいっしょにきたよう【盆と正月が一緒に来たよう】🔗⭐🔉
ぼんとしょうがつがいっしょにきたよう【盆と正月が一緒に来たよう】
非常に忙しいことのたとえ。また、吉事が重なって非常にうれしいことのたとえ。
《参考》
(イ)「一緒に」は、「一度に」「一時(イットキ)に」とも。
(ロ)盆と正月とは、忙しいが楽しい時期とされる。
ぼんのうのいぬ【煩悩の犬】▽東洋🔗⭐🔉
ぼんのうのいぬ【煩悩の犬】▽東洋
払いのけようとしてもしつこく付きまとう煩悩のたとえ。
《参考》
(イ)「犬」は「狗」とも書く。
(ロ)煩悩の犬は追えども去らず。
ぼんのうのいぬはおえどもさらず【煩悩の犬は追えども去らず】▽東洋🔗⭐🔉
ぼんのうのいぬはおえどもさらず【煩悩の犬は追えども去らず】▽東洋
人間の欲望や迷いは、いくら追い払っても人につきまとう犬のように、離れないということ。「煩悩の犬は打てども去らず」とも。
《出典》
瞋恚(シンニ)(自分の心に反するものを怒り恨む心)ノ去リ難キコト家ヲ守ル狗(イヌ)ノ如(コ゛ト)ク、慈心ノ失イ易キコト彼(カ)ノ野鹿(ヤロク)ノ如シ。〔涅槃経(ネハンキ゛ョウ)〕
ほんめいにつかる【奔命に疲る】▽中国🔗⭐🔉
ほんめいにつかる【奔命に疲る】▽中国
忙しく奔走して、疲れはてる。
《参考》
(イ)「奔命」は、君命に従って奔走すること。
(ロ)「疲る」は「罷る」とも書く。
《出典》
余(ヨ)必ズ爾(ナンシ゛)ヲシテ奔命ニ罷レ以(モッ)テ死セシム。〔春秋左氏伝(シュンシ゛ュウサシテ゛ン)・成公七年〕
ほんらいむいちもつ【本来無一物】▽中国🔗⭐🔉
ほんらいむいちもつ【本来無一物】▽中国
この世にあるすべての物はもともとは仮のものであるから、我が物として執着すべきものはこの世に何もないということ。
《参考》
すべてを脱却した、悟りの心境にいう。
《出典》
菩提(ホ゛タ゛イ)ハ本樹(キ)ニ非(アラ)ズ。明鏡モ亦(マタ)台ニ非ズ。本来無一物、何(イス゛)レノ処(トコロ)ニカ塵埃(シ゛ンアイ)ヲ惹(ヒ)カン。〔伝灯録(テ゛ントウロク)〕
ことわざ ページ 500。