複数辞典一括検索+

いっぱいちにまみる【一敗地に塗る】▽中国🔗🔉

いっぱいちにまみる【一敗地に塗る】▽中国 《戦いでひどく負けて多くの人が戦死し、その死体の内臓が泥まみれになるの意》再起できないほどに徹底的に負けることのたとえ。 《出典》 天下方(マサ)ニ擾(ミタ゛)レ、諸侯並ビ起コル、今将(ショウ)ヲ置クコト善カラズンバ、一敗地ニ塗レン。〔史記(シキ)・高祖本紀〕

いっぱうごけばばんぱしょうず【一波動けば万波生ず】▽中国🔗🔉

いっぱうごけばばんぱしょうず【一波動けば万波生ず】▽中国 一つの事件が起こると、その影響を受けて次から次へといろいろな事件が起こることのたとえ。 《出典》 千尺ノ糸綸(シリン)直下ニ垂ル。一波纔(ワス゛カ)ニ動イテ万波随(シタカ゛)ウ、夜静カニ水寒(ツメタ)ク魚(ウオ)食(ハ)マズ、満船空(ムナ)シク、月明ヲ載セテ帰ル。〔冷斎夜話(レイサイヤワ)〕

いっぱつせんきんをひく【一髪千鈞を引く】▽中国🔗🔉

いっぱつせんきんをひく【一髪千鈞を引く】▽中国 一筋の髪の毛で千鈞の重さの物を引く。行動などが非常に危険であることのたとえ。 《参考》 「鈞(キン)」は、重さの単位で、「千鈞」は、非常に重い物にたとえる。 《出典》 群儒区区トシテ、百孔千瘡(センソウ)ヲ修補スルモ、随乱随失ニシテ、其(ソ)ノ危(アヤ)ウキコト、一髪ノ千鈞ヲ引クガ如(コ゛ト)シ。〔韓愈(カンユ)・孟尚書に与うる書〕

いっぱんのとく【一飯の徳】▽中国🔗🔉

いっぱんのとく【一飯の徳】▽中国 一度の食事を恵まれた恩。わずかな恩のたとえ。「一飯の恩」とも。 《出典》 一飯ノ徳モ必ズ償イ、睚眦(カ゛イサイ)ノ怨(ウラ)ミモ必ズ報ユ。〔史記(シキ)・范雎伝〕

いっぱんをみてぜんぴょうをぼくす【一斑を見て全豹を卜す】▽中国🔗🔉

いっぱんをみてぜんぴょうをぼくす【一斑を見て全豹を卜す】▽中国 《ひょうの皮の一つのまだらを見て、ひょうの毛皮の模様の全体を推し測るの意》物事の一部分だけを見てその全体を推測することのたとえ。 《出典》 〔晋書(シンシ゛ョ)・王献之伝〕

いっぴきくるえばせんびきのうまもくるう【一匹狂えば千匹の馬も狂う】🔗🔉

いっぴきくるえばせんびきのうまもくるう【一匹狂えば千匹の馬も狂う】 1匹の馬が狂えば、つられて千匹もの馬が狂う。人は暗示に掛かりやすく、一人の行動が多くの人の行動を誘いやすいということ。 《類句》一鶏鳴けば万鶏歌う。

ことわざ ページ 50