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いっちゅうをゆする【一籌を輸する】▽中国🔗🔉

いっちゅうをゆする【一籌を輸する】▽中国 相手に負けて少し劣ることのたとえ。 《例文》 「わたしも亦(マタ)あらゆる芸術家のように寧(ムシ)ろ嘘(ウソ)には巧みだった。がいつも彼女には一籌を輸する外はなかった。」《芥川竜之介(アクタカ゛ワリュウノスケ)・侏儒の言葉》 《参考》 「籌」は、勝負の勝ち負けの数を数える道具。「輸する」は、負けるの意。一点だけ負けるの意から。 《出典》 予(ワレ)帰ルトキ顧ミテ笑イテ曰(イワ)ク、若(ナンシ゛)我ニ一籌ヲ輸セリ。〔喬宇(キョウウ)・嵩山に遊ぶの記〕

いっちょうのいかりにそのみをわする【一朝の怒りにその身を忘る】▽中国🔗🔉

いっちょうのいかりにそのみをわする【一朝の怒りにその身を忘る】▽中国 一時の怒りにかっとして自分の立場を忘れ、とんでもないことをして身を滅ぼす。 《出典》 一朝ノ忿(イカ)リニ其(ソ)ノ身ヲ忘レテ、以(モッ)テ其ノ親(シン)ニ及ボスハ、惑イニ非(アラ)ズヤ。〔論語(ロンコ゛)・顔淵篇〕

いっていじをしらず【一丁字を識らず】🔗🔉

いっていじをしらず【一丁字を識らず】 目に一丁字なし

いってきけんこんをとす【一擲乾坤を賭す】▽中国🔗🔉

いってきけんこんをとす【一擲乾坤を賭す】▽中国 乾坤一擲

いっとうちをぬく【一頭地を抜く】▽中国🔗🔉

いっとうちをぬく【一頭地を抜く】▽中国 他の人より一段とすぐれていることのたとえ。「一頭地を出(イタ゛)す」とも。 《出典》 吾(ワレ)当(マサ)ニ此(コ)ノ人ヲ避ケテ、一頭地ヲ出サシムベシ。〔宋史(ソウシ)・蘇軾伝〕

いっぱいくう【一杯食う】🔗🔉

いっぱいくう【一杯食う】 うまく人にだまされることのたとえ。 《例文》 「うまい口車に乗せられて大金を取られ、結局一杯食ったわけだ。」

ことわざ ページ 49