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みぎといえばひだり【右と言えば左】🔗🔉

みぎといえばひだり【右と言えば左】 何にでもわざと反対するようす。 《例文》 「あんなひねくれ者はないね。なんでも右と言えば左なんだから。」 《類句》ああ言えばこう言う。

みぎにでるものがない【右に出る者がない】▽中国🔗🔉

みぎにでるものがない【右に出る者がない】▽中国 その人よりすぐれている者がいない。その人がいちばんまさっていることのたとえ。「右に出(イ)ずる者無し」とも。 《例文》 「文章を書かせたら彼の右に出る者がない。」 《参考》 中国漢代の制度で座席の右のほうを上位としたことから。 《出典》 漢ノ廷臣能(ヨ)ク其(ソ)ノ右ニ出ズル者毋(ナ)シ。〔史記(シキ)・田叔伝〕

みぎのみみからひだりのみみ【右の耳から左の耳】🔗🔉

みぎのみみからひだりのみみ【右の耳から左の耳】 《右の耳から左の耳に通り抜けるの意》聞いたことを片っぱしから忘れてしまって心にとどめないことのたとえ。

みこしをあげる【御輿を上げる】🔗🔉

みこしをあげる【御輿を上げる】 座っていた人が立ち上がることのたとえ。また、そうして立ち去ることのたとえ。 《例文》 「真夜中になってようやく御輿を上げて帰って行った。」 決心して仕事などにとりかかることのたとえ。 《例文》 「実力者のあの人がやっと御輿を上げてくれたので、仕事がやりやすくなった。」 《参考》 「輿」を「腰」にかけた表現。 《対句》御輿を据(ス)える。

みこしをかつぐ【御輿を担ぐ】🔗🔉

みこしをかつぐ【御輿を担ぐ】 他の人をおだてて、まつり上げる。持ち上げる。

みこしをすえる【御輿を据える】🔗🔉

みこしをすえる【御輿を据える】 座り込んで動かないことのたとえ。 《例文》 「今は農家の忙しい時季(トキ)で、長く御輿を据えるものも無い。」《島崎藤村(シマサ゛キトウソン)・破戒》 《対句》御輿を上げる。

みさおをたてる【操を立てる】🔗🔉

みさおをたてる【操を立てる】 節操を守って主義や志を変えない。また、女性が貞操を守りとおす。 《例文》 「軍部の弾圧がひどくなっても、彼は自由主義者としての操を立てようとした。」 《対句》操を破る。

ことわざ ページ 509