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みざるきかざるいわざる【見ざる聞かざる言わざる】🔗⭐🔉
みざるきかざるいわざる【見ざる聞かざる言わざる】
人の短所や非行を見たり聞いたりはせず、見聞きしても他の人に話したりはしないということ。
不正を批判しない消極的な態度をとることのたとえ。
《参考》
(イ)打ち消しの助動詞「ざる」と「猿(サル)」を掛けた表現。
(ロ)このことばは、3匹の猿がそれぞれ両目・両耳・口を両手でふさいだ図や像で表され、「三猿(サンエン)」とも呼ぶ。
みずいたりてきょなる【水到りて渠成る】▽中国🔗⭐🔉
みずいたりてきょなる【水到りて渠成る】▽中国
《水が流れてくると、自然に溝ができあがるの意》機会が到来すれば、自然に物事はできあがる。また、学問が深くなれば自然に徳もそなわり、りっぱな人物になるということ。
《出典》
喩(タト)ウル所ハ水到リテ渠成ルノ説ナリ。意思ハ竟畢(ヒッキョウ)渠上ニ在リテ未(イマ)ダ放タズ。水ノ東流スル時ヤ、已(ステ゛)ニ先ニ屈曲ノ整備ヲ作(ナ)シ了(オワ)リタリ。〔朱熹(シュキ)・路徳章に答うる書〕
みずがはいる【水が入る】🔗⭐🔉
みずがはいる【水が入る】
《力水(チカラミス゛)をもう一度つけさせることから》相撲(スモウ)で勝負が長びき、いったん中止させ休ませる。
《例文》
「がっぷり四つになって動かず、とうとう水が入りました。」
みずからあなどりてのちひとこれをあなどる【自ら侮りて後人之を侮る】▽中国🔗⭐🔉
みずからあなどりてのちひとこれをあなどる【自ら侮りて後人之を侮る】▽中国
自分に誇りも持てずに自分自身を侮れば、やがて他の人から軽く見られてばかにされるようになるということ。「人必ず自ら侮りて然(シカ)る後に人之を侮る」とも。
《出典》
夫(ソ)レ人必ズ自ラ侮リテ然ル後ニ人之ヲ侮ル。家必ズ自ラ毀(コホ゛)チテ而(シカ)ル後ニ人之ヲ毀ツ。国必ズ自ラ伐(ヤフ゛)リテ而ル後ニ人之ヲ伐ル。〔孟子(モウシ)・離婁上篇〕
みずからつとめてやまず【自ら彊めて息まず】▽中国🔗⭐🔉
みずからつとめてやまず【自ら彊めて息まず】▽中国
自分から学問・道徳に努め励んで休まないこと。「自彊(シ゛キョウ)息まず」とも。
《出典》
象(ショウ)ニ曰(イワ)ク、天行ハ健ナリ。君子ハ以(モッ)テ自ラ彊メテ息マズ。〔易経(エキキョウ)・乾卦〕
ことわざ ページ 510。