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めのかたき【目の敵】🔗🔉

めのかたき【目の敵】 何かにつけて憎んで敵視すること。また、その相手。 《例文》 「どうしてあなたは、そんなに池先生や風森さんを目の敵にするの。」《武田泰淳(タケタ゛タイシ゛ュン)・森と湖のまつり》

めのしょうがつ【目の正月】🔗🔉

めのしょうがつ【目の正月】 晴れがましいものや楽しいものを見ることのたとえ。「目正月」とも。 《例文》 「若い人たちの活気に満ちた美しい踊りを見て、いい目の正月をした。」 《類句》目の保養。目の薬。

めのたまのくろいうち【目の玉の黒い内】🔗🔉

めのたまのくろいうち【目の玉の黒い内】 生きているうち。「目の黒い内」とも。 《例文》 「おれの目の玉の黒いうちは、そんな勝手なまねはさせないぞ。」 《参考》 死ぬと、目に曇りができて、白っぽくなることから。

めのどく【目の毒】🔗🔉

めのどく【目の毒】 見ると害になるので、見ないほうがよいもの。また、見るとほしくてたまらなくなるもの。 《例文》 「そんな高い宝石は目の毒だ。見ないに限る。」

めのなかへいれてもいたくない【目の中へ入れても痛くない】🔗🔉

めのなかへいれてもいたくない【目の中へ入れても痛くない】 かわいくてたまらないさま。「目に入れても痛くない」とも。 《例文》 「会社ではやり手だが、家では目の中へ入れても痛くないほど一人娘をかわいがっているようだ。」 《参考》 多く、子どもや孫を溺愛(テ゛キアイ)するさまなどをたとえていう。

めのほよう【目の保養】🔗🔉

めのほよう【目の保養】 美しいものや珍しいものを見て楽しむことのたとえ。 《例文》 「みごとな絵を見せていただいて、よい目の保養になりました。」 《類句》目の正月。目の薬。

めのよるところへたまもよる【目の寄る所へ玉も寄る】🔗🔉

めのよるところへたまもよる【目の寄る所へ玉も寄る】 《目が動くのにしたがって、ひとみもそれにつれて動いていくの意》同類は相集まるということ。また、同じようなことが続いて起こりやすいことのたとえ。 《類句》類は友を呼ぶ。同気相求む。

めはくちほどにものをいう【目は口程に物を言う】🔗🔉

めはくちほどにものをいう【目は口程に物を言う】 感情をこめた目つきは、ことばで言う以上に気持ちを相手に伝えるものであるということ。「目も口程に物を言う」とも。 《参考》 おもに恋愛の場合などにいう。

めはこころのかがみ【目は心の鏡】▽中国🔗🔉

めはこころのかがみ【目は心の鏡】▽中国 目は、心の善悪や感情を表すものであるということ。「目は心の窓」とも。 《出典》 孟子曰(イワ)ク、人ニ存スル者ハ眸子(ホ゛ウシ)ヨリ良キハ莫(ナ)シ。眸子ハ其(ソ)ノ悪ヲ掩(オオ)ウコト能(アタ)ワズ。胸中正シケレバ則(スナワ)チ眸子瞭(アキラ)カナリ。胸中正シカラザレバ眸子クラシ。其ノ言ヲ聴キテ其ノ眸子ヲ観レバ、人焉(イス゛)クンゾカクサンヤト。〔孟子(モウシ)・離婁上篇〕 《類句》

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