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やけどひにこりず【火傷火に懲りず】🔗🔉

やけどひにこりず【火傷火に懲りず】 《やけどした者が、こりずにまた火に当たるの意》失敗しても性懲りもなく、また同じことを繰り返すことのたとえ。 《類句》焼面(ヤケツ゛ラ)火に懲りず。

やけののからす【焼け野の鴉】🔗🔉

やけののからす【焼け野の鴉】 もともと黒いのに、いっそう黒くなったもののたとえ。 《参考》 「焼け野の雉子(キキ゛ス)」のもじり。

やけののきぎすよるのつる【焼け野の雉子夜の鶴】🔗🔉

やけののきぎすよるのつる【焼け野の雉子夜の鶴】 《きじは、野原が焼ければ自分の危険を忘れて子を救い、つるは、霜の夜、自分の翼で子を寒さから守るといわれることから》親が子を思う深い愛情のたとえ。 《類句》夜鶴(ヤカク)子を憶(オモ)う。子を思う夜の鶴。

やけのやんぱち【焼けのやん八】🔗🔉

やけのやんぱち【焼けのやん八】 物事が思うようにならず、前後のみさかいなく投げやりなふるまいをすること。やけくそ。 《例文》 「こうなりゃ、焼けのやん八だ。あとはどうとも、かってにしてくれ。」 《参考》 (イ)「焼(ヤ)け」の「や」に語呂(コ゛ロ)を合わせて、人名めかした「やん八」を導き出した表現。 (ロ)「焼け」は「自棄」とも書く。 《類句》焼けの勘八(カンハ゜チ)。

やけぼっくいにひがつく【焼け木杭に火が付く】🔗🔉

やけぼっくいにひがつく【焼け木杭に火が付く】 《燃えさしのくいは、火が付きやすいことから》いったん切れた関係が再びつながってもとの関係にもどること。特に男女関係について言う。「焼け木杭(ホ゛ックイ)には火が付き易(ヤス)い」とも。 《類句》燃え杭には火が付き易い。

やこぜん【野狐禅】▽中国🔗🔉

やこぜん【野狐禅】▽中国 禅を学んで、十分な悟りに達していないのに悟ったふうをよそおうこと。なまかじりで、自分では悟ったかのようにうぬぼれること。 《出典》 〔無門関(ムモンカン)〕

やじんれきじつなし【野人暦日無し】▽中国🔗🔉

やじんれきじつなし【野人暦日無し】▽中国 田舎に住み自然の中で暮らす人は、月日のたつのも知らずに過ごし、年中行事や日の吉凶なども関係がないということ。 《出典》 〔陸游(リクユウ)・鳥啼の詩〕 《類句》山中暦日無し。

ことわざ ページ 558