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よくをいえば【欲を言えば】🔗⭐🔉
よくをいえば【欲を言えば】
今のままでも十分だが、さらに望むとすれば。「欲を言うと」とも。
《例文》
「なかなかいい文章だ。欲を言えばもう少し作者の情感がにじみ出ているとなおよいのだが。」
よこいたにあまだれ【横板に雨垂れ】🔗⭐🔉
よこいたにあまだれ【横板に雨垂れ】
弁舌がなめらかでなく、つかえながら話すことのたとえ。
《類句》「立て板に水」をもじってつくられたことば。
《対句》立板に水。
よこがみをやぶる【横紙を破る】🔗⭐🔉
よこがみをやぶる【横紙を破る】
《和紙は漉(ス)き目が縦になっていて、横には裂きにくいことから》道理に合わないことを強引に押し通そうとすること。「横紙を裂く」とも。
《類句》横車を押す。
よこぐるまをおす【横車を押す】🔗⭐🔉
よこぐるまをおす【横車を押す】
《前後にしか動かない車を横に押すように》無理なことや、不合理なことを押し通そうとすることのたとえ。「横に車」「横に車を押す」とも。
《例文》
「へそまがりだから、横車を押すようなことばかりやる。」
《類句》横紙を破る。
よこにくるまをおす【横に車を押す】🔗⭐🔉
よこにくるまをおす【横に車を押す】
横車を押す
よこのものをたてにもしない【横の物を縦にもしない】🔗⭐🔉
よこのものをたてにもしない【横の物を縦にもしない】
ものぐさで、何もしないことのたとえ。
《例文》
「うちの主人ときたら、家では横の物を縦にもしないのですから。」
よこやりをいれる【横槍を入れる】🔗⭐🔉
よこやりをいれる【横槍を入れる】
《相戦う両軍の横あいから別の軍が槍で突いてかかるの意》そのことに直接関係のない者が、わきから文句・注文をつけることのたとえ。
《例文》
「地方の行政に政府が横槍を入れる。」
よこをむく【横を向く】🔗⭐🔉
よこをむく【横を向く】
気に入らないという態度をとる。そっぽを向く。相手を無視する。
《例文》
「いくら協力を呼び掛けても、人々は横を向いたままだった。」
よしのずいからてんじょうのぞく【葦の髄から天井覗く】🔗⭐🔉
よしのずいからてんじょうのぞく【葦の髄から天井覗く】
《よしの茎の穴から天井を見ても、天井の全体を見ることはできないことから》間違いを犯しやすい狭い見聞や知識に基づいて大きな問題を判断することのたとえ。「葦の管(クタ゛)から天井を見る」「葦の髄から天井を見る」とも。
《類句》火吹き竹から天を見る。針の穴から天覗く。鍵(カキ゛)の穴から天覗く。管(カン)を以(モッ)て天を窺(ウカカ゛)う。
ことわざ ページ 577。