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よたをとばす【与太を飛ばす】🔗⭐🔉
よたをとばす【与太を飛ばす】
でたらめなことを言う。ふざけたことを言う。
《例文》
「与太を飛ばすのもいい加減にしろよ。」
《参考》
「与太」は、「与太郎」の略で、うそ・でたらめをいう、人形浄瑠璃(シ゛ョウルリ)の隠語(インコ゛)からという。
よってたかって【寄って集って】🔗⭐🔉
よってたかって【寄って集って】
大ぜいが寄り集まって何か一つのことをするようす。
《例文》
「村の子どもたちが寄ってたかって亀(カメ)をいじめていた。」
よってほんしょうをあらわす【酔って本性を現す】🔗⭐🔉
よってほんしょうをあらわす【酔って本性を現す】
酒に酔うと、平素は押さえたり隠したりしている本心を現してしまうものであるということ。
《参考》
「現す」は、「顕わす」とも書く。
《類句》酒は本心を現す。
よつにくむ【四つに組む】🔗⭐🔉
よつにくむ【四つに組む】
《相撲(スモウ)で、力士が互いに両手を差し合って十分に組み合うの意》正面から堂々と相手と渡り合う。「よっつに組む」「四つに渡る」「四つに渡り合う」とも。
《例文》
「春闘の賃上げ交渉で、労資は四つに組んだまま、ともに譲らない構えだった。」
よつにわたる【四つに渡る】🔗⭐🔉
よつにわたる【四つに渡る】
四つに組む
よとうのつみ【余桃の罪】▽中国🔗⭐🔉
よとうのつみ【余桃の罪】▽中国
《食べ残しの桃の実のために得る罪の意》主君に愛されたことが、後にかえって主君の信頼を失って罪を得るもとになるということ。愛憎の変化のはなはだしいことのたとえ。
《参考》
衛(エイ)の弥子瑕(ヒ゛シカ)という美少年は、主君の寵愛(チョウアイ)を受けていた。ある日、主君と果樹園に遊んだとき、桃を採って食べると甘かったので、その食べかけの桃を主君に献上した。すると、主君は「自分が全部食べたいのをがまんして、わたしに食べさせてくれた。」と喜んだ。ところが、弥子瑕の容色が衰えて寵愛が薄れると、主君は「こいつは無作法なやつだ。いつだったか、自分の食べかけの桃をわたしに食わせたことがある。」とののしったという。
《出典》
〔韓非子(カンヒ゜シ)・説難篇〕
ことわざ ページ 579。