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りにかってひにおちる【理に勝って非に落ちる】🔗🔉

りにかってひにおちる【理に勝って非に落ちる】 理論のうえでは勝っても、それを実践するときには、利益・効果がなくて負けたと同じ結果になる。「理に勝って非に負ける」とも。 《類句》無理が通れば道理が引っ込む。

りのとうぜん【理の当然】🔗🔉

りのとうぜん【理の当然】 道理に合って至極当たり前であること。 《例文》 「公害病裁判で原告側が勝訴になったのは、理の当然である。」

りゅういんがさがる【溜飲が下がる】🔗🔉

りゅういんがさがる【溜飲が下がる】 不平不満や恨みが解消して、気分がせいせいすることのたとえ。「留飲が下りる」とも。 《例文》 「彼の痛烈な批判を読んで溜飲が下がる思いだった。」 《参考》 「溜飲」は、飲食物が胃にたまって出て来る、すっぱい液。

りゅうえい【柳営】▽中国🔗🔉

りゅうえい【柳営】▽中国 出征中の将軍の陣営のこと。 将軍。また、幕府のこと。「柳(ヤナキ゛)の営(イトナ)み」とも。 《参考》 漢の将軍周亜父(シュウアフ)は、匈奴(キョウト゛)征討のとき、細柳という地に軍規の正しい陣営を敷いて、文帝から「周亜父こそ本当の将軍である。」と賞賛されたという。 《出典》 〔漢書(カンシ゛ョ)・周勃伝〕

りゅうしゅをなず【竜鬚を撫ず】🔗🔉

りゅうしゅをなず【竜鬚を撫ず】 竜の鬚を撫で虎の尾を踏む

りゅうとうだび【竜頭蛇尾】▽中国🔗🔉

りゅうとうだび【竜頭蛇尾】▽中国 《頭は竜のようにりっぱだが、尾は蛇(ヘヒ゛)のようにみすぼらしいの意》物事の初めは勢いが盛んであるが、終わりが振るわないで衰えてしまうことのたとえ。 《出典》 〔五灯会元(コ゛トウエケ゛ン)〕 《類句》頭でっかち尻つぼみ。

りゅうのこまにもけつまずき【竜の駒にも蹴躓き】🔗🔉

りゅうのこまにもけつまずき【竜の駒にも蹴躓き】 《名馬もつまずくことがあるの意》どんな名人でも失敗することがあるということのたとえ。「竜馬(リュウメ)の躓(ツマス゛)き」「千里の馬も蹴躓き」とも。 《類句》弘法にも筆の誤り。孔子(クシ゛)の倒れ。

りゅうのひげをありがねらう【竜の鬚を蟻が狙う】🔗🔉

りゅうのひげをありがねらう【竜の鬚を蟻が狙う】 弱者が身のほどをわきまえずに強敵に立ち向かっていくことのたとえ。 《類句》蟷螂(トウロウ)の斧(オノ)。

ことわざ ページ 589