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うかとうせん【羽化登仙】▽中国🔗🔉

うかとうせん【羽化登仙】▽中国 人に羽がはえて人間界から天に飛んで行き、仙人(センニン)となること。 酒に程よく酔って、うっとりとした気持ちにになることのたとえ。 《出典》 飄飄乎(ヒョウヒョウコ)トシテ世ヲ遺(ワス)レテ独リ立チ、羽化シテ登仙スルガ如(コ゛ト)シ。〔蘇軾(ソショク)・前赤壁賦〕

うかぶせがない【浮かぶ瀬がない】🔗🔉

うかぶせがない【浮かぶ瀬がない】 その立場が無視されて、よくない境遇から抜け出て楽になる機会がなく、辛いことのたとえ。 《例文》 「年金据え置きのままで預金金利を引き下げられては、老人は浮かぶ瀬がない。」

うきぎのかめ【浮き木の亀】▽東洋🔗🔉

うきぎのかめ【浮き木の亀】▽東洋 盲亀の浮木

うきしずみななたび【浮き沈み七度】🔗🔉

うきしずみななたび【浮き沈み七度】 人の一生は、何回も盛衰があって安定したものではないということ。 《類句》浮き沈みも一代に七度。世は七下り七上り。

うきみをやつす【憂き身を窶す】🔗🔉

うきみをやつす【憂き身を窶す】 それほどの価値のない物事に熱中し、それにおぼれることのたとえ。 《例文》 「彼は、このごろ芸者遊びに憂き身をやつしている。」 《参考》 非難して言うことば。

うきよのかぜ【浮き世の風】🔗🔉

うきよのかぜ【浮き世の風】 思うようにならない世間のいろいろな事がらのたとえ。 《例文》 「どうも年のせいか近ごろとみに浮き世の風が身にしみる。」

うきよはこころしだい【浮き世は心次第】🔗🔉

うきよはこころしだい【浮き世は心次第】 人生は、自分の心の持ち方で悲観的にもなり楽観的にもなるということ。

うきよはまわりもち【浮き世は回り持ち】🔗🔉

うきよはまわりもち【浮き世は回り持ち】 人の世の苦楽・貧富は、一人の人の上にとどまるものではなく、人から人へと巡って行くものであるということ。

うきよはゆめ【浮き世は夢】🔗🔉

うきよはゆめ【浮き世は夢】 この世の中は覚めやすくて長続きしない夢のようなものである。世の中の物事のはかないことのたとえ。

うぐいすなかせたこともある【鶯鳴かせたこともある】🔗🔉

うぐいすなかせたこともある【鶯鳴かせたこともある】 若いときには梅の花のように美しくて魅力があり、うぐいすに慕われたように男性たちにちやほやされたこともあるということ。 《参考》 「梅干し婆(ハ゛ハ゛)としなびて居れど鶯鳴かせたこともある」という俗謡から。

ことわざ ページ 61