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あいさつよりえんさつ【挨拶より円札】🔗⭐🔉
あいさつよりえんさつ【挨拶より円札】
ことばによる礼より、実際に役立つ金銭をもらうほうがありがたいということ。
◎挨拶の「拶」と円札の「札」を語呂合わせにしたことば。
〔類〕思し召しより米の飯
〔較〕Fair words fill not the belly.(美辞麗句では腹はふくれない)
あいそづかしもかねからおきる【愛想づかしも金から起きる】🔗⭐🔉
あいそづかしもかねからおきる【愛想づかしも金から起きる】
女が男に愛想をつかし、つれなくなるのは、金銭上の問題からだということ。
〔類〕金の切れ目が縁の切れ目
あいそもこそもつきはてる【愛想も小想も尽き果てる】🔗⭐🔉
あいそもこそもつきはてる【愛想も小想も尽き果てる】
愛情や好意がすっかりなくなって、いやになってしまうこと。
◎「小想」は「愛想」の意を強め語調を整えるために添えた語。
あいたいのことはこちゃしらぬ【相対のことはこちゃ知らぬ】🔗⭐🔉
あいたいのことはこちゃしらぬ【相対のことはこちゃ知らぬ】
当人どうしで取り決めたことは、第三者である自分のあずかり知らぬことだということ。
◎鮎(あゆ)(あい)、鯛(たい)、鯒(こち)という魚の名を語呂合わせにしたことば。
あいたくちがふさがらない【開いた口が塞がらない】🔗⭐🔉
あいたくちがふさがらない【開いた口が塞がらない】
相手のしたことなどが、あまりにもばかばかしくて、あきれ果ててものも言えないようすの形容。
〔類〕呆れが礼に来る
あいたくちにはとはたたぬ【開いた口には戸はたたぬ】🔗⭐🔉
あいたくちにはとはたたぬ【開いた口には戸はたたぬ】
開いた口に戸をたててふさぐわけにはいかないように、噂(うわさ)というものはどうやっても防ぐことができないということ。
〔類〕人の口に戸は立てられぬ
あいたくちへぼたもち【開いた口へ牡丹餅】🔗⭐🔉
あいたくちへぼたもち【開いた口へ牡丹餅】
→棚から牡丹餅
あいづちをうつ【相槌を打つ】🔗⭐🔉
あいづちをうつ【相槌を打つ】
相手のことばに調子を合わせ、「うんうん」「そうそう」などとうなずくこと。
◎「相槌」は、二人して鍛冶(かじ)で鉄を鍛えるさい、相方と呼吸を合わせて互いにかわるがわる打ち合う槌を言い、相手に合わせてその槌を打つの意から。
ことわざ ページ 611。