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あいてのさするこうみょう【相手のさする功名】🔗⭐🔉
あいてのさするこうみょう【相手のさする功名】
相手の力が弱かったり、やり方がへただったりしたために、思わぬ手柄をたててしまうことのたとえ。
◎「さする」は「してくれる」の意。
あいてのないけんかはできぬ【相手のない喧嘩はできぬ】🔗⭐🔉
あいてのないけんかはできぬ【相手のない喧嘩はできぬ】
相手なしで、ひとりで喧嘩はできない。喧嘩は相手あってこそのこと。つまり、喧嘩を売られても相手になるなという戒めのことば。
〔類〕相手なければ訴訟なし/一人喧嘩はならぬ
〔較〕It takes two to take a quarrel.(二人いなければ喧嘩にならぬ)
あいてみてからのけんかごえ【相手見てからの喧嘩声】🔗⭐🔉
あいてみてからのけんかごえ【相手見てからの喧嘩声】
空(から)いばりをすることのたとえ。
◎相手を見て、弱そうだと判断すると、とたんに威勢よく喧嘩を売る大声を張りあげるの意から。
あいはおしみなくあたう【愛は惜しみなく与う】🔗⭐🔉
あいはおしみなくあたう【愛は惜しみなく与う】
愛していれば、すべてを与えても惜しくはないということ。
◎トルストイのことばから。これをもじって有島武郎が『惜みなく愛は奪ふ』という評論の題にした。
あいはこだしにせよ【愛は小出しにせよ】🔗⭐🔉
あいはこだしにせよ【愛は小出しにせよ】
人を愛するのは、少しずつ長く続けるのがよいということ。
◎英語のLove me little,love me long.から。
あいはぞうおのはじめ【愛は憎悪の始め】🔗⭐🔉
あいはぞうおのはじめ【愛は憎悪の始め】
愛することと憎しみとは紙一重で、一歩誤ると愛は憎しみに転じる。だから、愛するということは憎悪の始まりとも言えるということ。
〔出〕管子
あいべつりく【愛別離苦】🔗⭐🔉
あいべつりく【愛別離苦】
愛する人と生き別れたり、死別したりする別離の苦しみ。
◎「あい・べつり・く」と区切れる語で、「あいべつ・りく」ではない点に注意。なお「愛別離苦、会者定離(えしゃじょうり)」と続けても言う。
〔出〕法華経(ほけきょう)
あいぼれうぬぼれかたぼれおかぼれ【相惚れ自惚れ片惚れ岡惚れ】🔗⭐🔉
あいぼれうぬぼれかたぼれおかぼれ【相惚れ自惚れ片惚れ岡惚れ】
人が人を好きになるにはいろいろな形があるということ。
◎相思相愛の相惚れ、ひとりよがりの自惚れ、片思いの片惚れ、ひそかにあこがれる岡惚れと、人を好きになることばをおもしろおかしく並べたもの。
ことわざ ページ 612。