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あおがきがじゅくしとむらう【青柿が熟柿弔う】🔗🔉

あおがきがじゅくしとむらう【青柿が熟柿弔う】 人はだれもいつかは死ぬ。だから、人の死を弔う者にも弔われる者にも、ほとんど差はないのだというたとえ。 ◎熟した柿が落ちてつぶれるのを見て「ああいたわしいことだ」と弔う青い柿だって、いつかは熟して同じように落ちてつぶれる定めにあるということから。

あおたがい【青田買い】🔗🔉

あおたがい【青田買い】 卒業までまだ期間のある在学中の学生を企業が早々に見込んで採用を決めてしまうこと。 ◎収穫高を見込んで、収穫前の青々とした稲田を買う意から。「青田刈り」とも言う。

あおたほめらればかほめられ【青田ほめられ馬鹿ほめられ】🔗🔉

あおたほめらればかほめられ【青田ほめられ馬鹿ほめられ】 これから先どうなるかわからないもの、当てにならないものをほめること。 ◎稲は青いうちはたとえ出来がよくても収穫はどうなるかわからないし、人間も小さい時分にはりこうそうに見えても、おとなになったらどうなるかわからないのに、そういうものをほめるということから。

あおなにしお【青菜に塩】🔗🔉

あおなにしお【青菜に塩】 うちひしがれて、うなだれていることのたとえ。 ◎青い菜に塩をふると、しおれ返ってしまうことから。 〔類〕蛞蝓に塩

あおにさい【青二才】🔗🔉

あおにさい【青二才】 年が若くて経験の乏しい、未熟な男をさげすんで言うことば。 ◎「青」は未熟、「二才」は若者の意。

あおはあいよりいでてあいよりあおし【青は藍より出でて藍より青し】🔗🔉

あおはあいよりいでてあいよりあおし【青は藍より出でて藍より青し】 弟子が師よりもぬきんでることや、教えた人よりも教えられた人のほうがまさってしまうことのたとえ。 ◎元来、青色は藍から染料を取ったが、その青がもともとの藍より青く美しくなることから。「出藍(しゅつらん)の誉(ほま)れ」とも言う。 〔出〕荀子(じゅんし) 〔類〕氷は水より出でて水よりも寒し 〔較〕The scholar may be better than the master.(弟子が師匠よりまさることがある)

あおばはめのくすり【青葉は目の薬】🔗🔉

あおばはめのくすり【青葉は目の薬】 青葉のみずみずしい色は目の疲れを治す特効薬だということ。 ◎『毛吹草』の「夏山は目の薬なる新樹哉(かな)」の句から。

ことわざ ページ 614