複数辞典一括検索+

あしをひっぱる【足を引っ張る】🔗🔉

あしをひっぱる【足を引っ張る】 他人の成功や昇進の邪魔をすること。また、ものごとのスムーズな進行を妨げること。

あすありとおもうこころのあだざくら【明日ありと思う心の仇桜】🔗🔉

あすありとおもうこころのあだざくら【明日ありと思う心の仇桜】 世の中や人生、いつどんなことが起こって、どうなるかわからないということ。 ◎桜の花が明日もまだ咲き誇っているだろうと思っていると、夜半に嵐(あらし)が吹いて花が散ってしまうかもしれないという意の親鸞(しんらん)の作と伝えられる歌から。「夜半(よわ)に嵐の吹かぬものかは」という下の句がこれに続く。

あすかがわのふちせ【飛鳥川の淵瀬】🔗🔉

あすかがわのふちせ【飛鳥川の淵瀬】 世の中のできごとが変転極まりなく、定まりがたいことのたとえ。 ◎飛鳥川は奈良の大和川(やまとがわ)に注ぐ小さな川で、出水や氾濫(はんらん)をしやすく、淵と瀬が絶えず移り変わったということからで、「世の中は何か常なる飛鳥川昨日(きのう)の淵ぞ今日は瀬となる」という『古今集』読み人知らずの歌から。「昨日の淵は今日の瀬」とも言う。 〔類〕滄海変じて桑田となる

あすくうしおからにきょうからみずをのむ【明日食う塩辛に今日から水を飲む】🔗🔉

あすくうしおからにきょうからみずをのむ【明日食う塩辛に今日から水を飲む】 手まわしがいいように見えて、実は無意味だったり、ばかばかしかったりすることのたとえ。

あすしらぬよ【明日知らぬ世】🔗🔉

あすしらぬよ【明日知らぬ世】 今日一日はどうにか無事終わったとしても、明日はどうなるかわからない。この世の中、永久不変のものなどないという無常を言うことば。

あすのことはあすあんじよ【明日の事は明日案じよ】🔗🔉

あすのことはあすあんじよ【明日の事は明日案じよ】 明日のことは明日のこと、どういうことが起こるかわからない。どうせなるようにしかならないのだから、今日あれこれ心配してもはじまらないということ。 〔類〕明日は明日の風が吹く

あすのひゃくよりきょうのごじゅう【明日の百より今日の五十】🔗🔉

あすのひゃくよりきょうのごじゅう【明日の百より今日の五十】 明日のことは不確かでどうなるかわからない。だから、たとえわずかでも今日確実に手にできるもののほうがよいということ。 〔類〕末の百両より今の五十両 〔較〕A bird in the hand is worth two in the bush.(手に入れた一羽の鳥は茂みの中の二羽の鳥のねうちがある)

あずかりものははんぶんのぬし【預かり物は半分の主】🔗🔉

あずかりものははんぶんのぬし【預かり物は半分の主】 人から預かったものは、半分は自分のものだと思ってもよいということ。 ◎「預かり半分」「預かり主は半分」「預かる物は半分の主」などとも言う。 〔類〕拾い主は半分 〔較〕Possession is nine points in the law.(占有は九分九厘の所有権)

ことわざ ページ 626