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あてごととえっちゅうふんどしはむこうからはずれる【当て事と越中褌は向こうから外れる】🔗🔉

あてごととえっちゅうふんどしはむこうからはずれる【当て事と越中褌は向こうから外れる】 当てにしていることは往々にして相手の都合しだいで、うまくいかないことが多いということ。 ◎「当て事」は当てにしていること、「向こう」はからだの前、また相手のこと。頼みにし期待していることは越中褌と同じで、向こうからはずれるの意から。「当て事は向こうから外れる」とも言う。 〔較〕Nothing is certain but the unforeseen.(予知できないこと以外に確実なことなし)

あてごとはむこうからはずれる【当て事は向こうから外れる】🔗🔉

あてごとはむこうからはずれる【当て事は向こうから外れる】 →当て事と越中褌は向こうから外れる

あとあしですなをかける【後足で砂をかける】🔗🔉

あとあしですなをかける【後足で砂をかける】 その人から受けた恩義に報いるどころか、去りぎわにかえって迷惑をかけたり、裏切る行為をしたりするたとえ。 ◎犬や馬などが駆け出すとき、後足で砂を蹴散(けち)らしていくようすから。 〔類〕恩を仇で返す

あとからはげるしょうがつことば【後から剥げる正月言葉】🔗🔉

あとからはげるしょうがつことば【後から剥げる正月言葉】 うわべだけ飾ったよそいきのことばや体裁だけのお世辞は、言った後、じきに化けの皮がはがれてしまうということ。 ◎「正月言葉」は、正月にだけ用いる体裁ぶったことばの意から、上品ぶった使い慣れないことばのこと。

あとのかりがさきになる【後の雁が先になる】🔗🔉

あとのかりがさきになる【後の雁が先になる】 後からやってきた者が先の者を追い抜いてしまうこと。先輩を後輩が追い越したり、年上の者より年下の者が先に死んだりすることに用いる。 ◎雁が一列に並んで飛ぶ、いわゆる雁行(がんこう)のようすから生まれたことば。「雁」は「がん」とも言う。 〔較〕Last in bed best heard.(いちばん朝寝の者がいちばん聞いてもらえる)

あとのけんか さきでする【後の喧嘩 先でする】🔗🔉

あとのけんか さきでする【後の喧嘩 先でする】 後日いざこざが起こらないように、ものごとはあらかじめよく話し合いをしておくべきだということ。 ◎後で喧嘩をすることのないように、前もって先に喧嘩をしておけの意から。

ことわざ ページ 632