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いへんさんぜつ【韋編三絶】🔗🔉

いへんさんぜつ【韋編三絶】 何度も繰り返し読書すること。 ◎「韋編」は竹の札をなめし革の紐(ひも)で編んで綴(と)じた書物のこと。昔、中国の孔子が「易(えき)」を繰り返し読んだため、その紐が三度切れたという故事から。「韋編三度(みたび)絶つ」とも言う。 〔出〕史記

いぼくのしん【移木の信】🔗🔉

いぼくのしん【移木の信】 約束をまちがいなく実行すること。 ◎中国秦(しん)の商鞅(しょうおう)が法律を改正し施行するにあたり、人民が信じないのではないかと危ぶんで、都の南門に大木を立て「この木を北門に移す者がいたら十金を与えよう」という触れを出した。果たせるかな人民は疑って木を移す者はひとりもいなかったため、賞金を五十金に増やしたところ、ひとりの男が木を移したので、約束どおり五十金を与えて、政府は約束を違(たが)えず人民を欺かないものだということを実証してみせたという故事から。 〔出〕史記

いまないたからすがもうわらう【今鳴いた烏がもう笑う】🔗🔉

いまないたからすがもうわらう【今鳴いた烏がもう笑う】 今まで泣いていた者が、機嫌を直してすぐに笑うようすの形容。

いまわのきわ【今際の際】🔗🔉

いまわのきわ【今際の際】 死にぎわ、臨終の時のこと。 ◎「今際」は「今は限り」の「限り」が省略された「今は」が本来の形で、「今際」は当て字。命ももう今は限りであるの意から。 〔類〕今際の時

いまわのねんぶつだれもとなえる【今際の念仏誰も唱える】🔗🔉

いまわのねんぶつだれもとなえる【今際の念仏誰も唱える】 元気でいるときには信心したことのない者でも、死にぎわにはだれでも念仏を唱えて仏にすがるのが弱い人間のすることだということ。 〔類〕死にがけの念仏/苦しい時の神頼み 〔較〕When it thunders the thief becomes honest.(雷が鳴ると盗人も正直になる)

いみしんちょう【意味深長】🔗🔉

いみしんちょう【意味深長】 直接表面に現れないものの裏側に、特別の深い意味が含まれていること。 ◎「深長」は、深みがあって含蓄が多いの意。

いもがしらでもかしらはかしら【芋頭でも頭は頭】🔗🔉

いもがしらでもかしらはかしら【芋頭でも頭は頭】 どんなつまらないもの、小さな集団の長でも、長にかわりはないということ。 ◎「芋頭」は里芋の球茎、親芋のこと。 〔類〕鶏口となるも牛後となるなかれ

ことわざ ページ 670