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いをもっていをせいす【夷を以て夷を制す】🔗🔉

いをもっていをせいす【夷を以て夷を制す】 他国どうしが敵対関係になるよう工作して、自国の安全を保ったり、利益をはかったりすること。 ◎「夷」は外国の意。外国をもってして外国を征し、自国の平和を維持するの意から。「以夷制夷(いいせいい)」とも言う。 〔出〕王安石

いんかんとおからず【殷鑑遠からず】🔗🔉

いんかんとおからず【殷鑑遠からず】 自分の戒めとすべきよい手本は、なにも古いものや遠くのものをあれこれ捜さなくても、ごく手近なところにあるということ。 ◎中国殷(いん)の国が戒めの鑑(かがみ)とすべき手本は、遠い時代にさかのぼって求めなくても、殷の直前の代の夏(か)の国の滅亡こそ格好の手本とすべき好例であったという故事から。 〔出〕詩経(しきょう)

いんがのおぐるま【因果の小車】🔗🔉

いんがのおぐるま【因果の小車】 悪いおこないに対しては悪い報いがすぐにめぐってくるものだということ。 ◎悪い原因があれば悪い結果が、小さな車輪がくるくる回るようにすぐにめぐりめぐってくるの意から。 〔類〕因果は車の輪の如し

いんがをふくめる【因果を含める】🔗🔉

いんがをふくめる【因果を含める】 やむを得ない事情を説明して納得させ、あきらめさせること。 ◎原因と結果の道理をこれこれだと説いて言い含めるの意から。

いんぎんぶれい【慇懃無礼】🔗🔉

いんぎんぶれい【慇懃無礼】 表面上はきわめて丁寧で礼儀正しく見えながら内心は尊大で相手を見くだしていること。 ◎「慇懃」は丁寧で礼儀正しい意。 〔類〕口先の裃(かみしも)

いんこうのち【咽喉の地】🔗🔉

いんこうのち【咽喉の地】 きわめて重要な所のこと。 ◎人間の咽喉(のど)に相当するだいじな土地の意から。 〔出〕戦国策

いんじゅをとく【印綬を解く】🔗🔉

いんじゅをとく【印綬を解く】 官職をやめること。 ◎「印綬」は昔、中国で官職を任命するしるしとして天子から授与される官印と、それを身につけるための紐(ひも)のことで、その印綬をからだからはずすの意から。逆に、官職に就くことを「印綬を帯びる」と言う。 〔出〕漢書(かんじょ)

いんじゅんこそく【因循姑息】🔗🔉

いんじゅんこそく【因循姑息】 古い習慣にとらわれたり、思いきりが悪かったりして、その場しのぎのけちなやり方で事を運ぼうとすること。 ◎「因循」は昔からのしきたりに従って進歩がない意、「姑息」は一時のがれの意。 〔例〕因循姑息な行動。

ことわざ ページ 674