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いんどうをわたす【引導を渡す】🔗🔉

いんどうをわたす【引導を渡す】 相手にしかたがないとあきらめさせる、最終的な宣告をすること。 ◎「引導」は、死者を葬るとき、僧が死者の霊を迷わず悟りの道へ導くために経文や法語を唱えること。その引導を死者に与えることから。

いんにんじちょう【隠忍自重】🔗🔉

いんにんじちょう【隠忍自重】 苦しみを外に表さずじっと耐え忍び、軽はずみな行動を慎むこと。 ◎「隠忍」は苦しみを表面に出さず、じっとがまんする意。

ういてんぺんはよのならい【有為転変は世の習い】🔗🔉

ういてんぺんはよのならい【有為転変は世の習い】 ものごとすべて、とどまることなく移り変わっていくのが世の常であり、世の中はそのようにはかないものであるということ。 ◎「有為転変」は仏教語で、現世(有為)が移り変わり(転変)とどまることがないの意。

ういもつらいもくうてのうえ【憂いも辛いも食うての上】🔗🔉

ういもつらいもくうてのうえ【憂いも辛いも食うての上】 悲しいとか辛いとか、そうした愚痴が言えるのは、三度の食事ができた上でのことで、食べるものも食べられないときは、苦しいとか辛いとか言っていられないということ。

うえたるいぬはぼうをおそれず【飢えたる犬は棒を恐れず】🔗🔉

うえたるいぬはぼうをおそれず【飢えたる犬は棒を恐れず】 生活に困ると、人間はせっぱ詰まって危険なことや、時には悪いことでも思わずやってしまうものだということ。 ◎飢えた犬は、人間が振るうこわい棒をも恐れずに食べ物にありつこうとするの意から。 〔類〕痩せ馬鞭を恐れず 〔較〕A hungry dog and a thirsty horse take no heed of blows.(飢えた犬、渇した馬は鞭(むち)を意に介しない)

うえてはしょくをえらばず【飢えては食を択ばず】🔗🔉

うえてはしょくをえらばず【飢えては食を択ばず】 腹がひどくすいているときは、食べ物のえり好みなどしないで、なんでも食べるということ。 ◎「飢えたるときは食を択ばず」とも言う。 〔類〕空き腹にまずい物なし 〔較〕The belly has no ears.(腹には耳がない)

ことわざ ページ 675