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うまにのるまではうしにのれ【馬に乗るまでは牛に乗れ】🔗🔉

うまにのるまではうしにのれ【馬に乗るまでは牛に乗れ】 地位には当然順序というものがある。高い地位につくには、とりあえず低い地位で力をつけておけということ。 ◎馬は牛より速いが、いきなり馬に乗るのはむずかしいから、ひとまず牛に乗って乗り方に慣れておけという意から。一説に、足の速い馬がない場合は、馬より速さでは劣るが牛を利用せよということから、最善の策が取れないときは次善の策をとれ、なにもしないより少しでも事を進めるべきだの意とも言う。

うまにはのってみよひとにはそうてみよ【馬には乗ってみよ人には添うてみよ】🔗🔉

うまにはのってみよひとにはそうてみよ【馬には乗ってみよ人には添うてみよ】 外見だけではなにごとも判断できない。特に人間は付き合ってみて、はじめて相手の人となりがわかるということ。 ◎馬は乗ってみないと、どんな癖をもった馬か見ただけではわからない。人もまた、いっしょに暮らしたり仕事をしたりしてみなければ相手がどんな人なのか、見かけだけではわからないということから。「人には添うてみよ馬には乗ってみよ」とも言う。 〔類〕人は見かけによらぬもの

うまのあし【馬の足】🔗🔉

うまのあし【馬の足】 演技の下手な俳優、大根役者のこと。 ◎芝居で、馬の足を演じる端役・下級の役者の意から。

うまのまえにくるまをつけるな【馬の前に車をつけるな】🔗🔉

うまのまえにくるまをつけるな【馬の前に車をつけるな】 本末転倒をするなというたとえ。 ◎英語のDon"t put the cart before the horse.から。

うまのみみにねんぶつ【馬の耳に念仏】🔗🔉

うまのみみにねんぶつ【馬の耳に念仏】 いくら意見や忠告をされても、当人はなんとも感じず、まるっきり効き目のないことのたとえ。 ◎ありがたい念仏を馬に聞かせてみても、馬はなんとも感じないことから。 〔例〕「馬の耳蛙(かえる)のつらに母こまり」(古川柳) 〔類〕馬耳東風(ばじとうふう)/馬の耳に風/犬に論語/蛙の面に水 〔較〕A nod is as good as a wink to a blind horse.(目の見えない馬にはうなずいても目くばせしても同じことである)

うまもかわずにくらかう【馬も買わずに鞍買う】🔗🔉

うまもかわずにくらかう【馬も買わずに鞍買う】 事の順序が逆であることのたとえ。 ◎鞍は馬に合わせて買うものなのに、その鞍を馬も買わないうちに買うの意から。

ことわざ ページ 686