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えんなきしゅじょうはどしがたし【縁なき衆生は度し難し】🔗🔉

えんなきしゅじょうはどしがたし【縁なき衆生は度し難し】 人の忠告を聞き入れようとしないやからは救いようがないということ。 ◎「縁」は機会の意。仏の教えを聞く機会のない者では、たとえ仏でもどうにも救いようがないの意から。

えんのきれめはこでつなぐ【縁の切れ目は子で繋ぐ】🔗🔉

えんのきれめはこでつなぐ【縁の切れ目は子で繋ぐ】 夫婦仲が冷たくなり、あわや離婚という事態になっても、子供の存在が切れそうになった縁をつなぎとめてくれるということ。 〔類〕子は鎹(かすがい)

えんはいなもの あじなもの【縁は異なもの 味なもの】🔗🔉

えんはいなもの あじなもの【縁は異なもの 味なもの】 男と女のめぐりあい、結びつきというものは、予測のつかないほんとうに不思議なもの、おもしろいものだということ。 ◎「縁は異なもの」「縁は味なもの」と切り離した形でも言う。いろはがるた(江戸「ゑ」の項)。 〔較〕Marriage is made in heaven.(結婚は天が定めること)

えんぴをのばす【猿臂を伸ばす】🔗🔉

えんぴをのばす【猿臂を伸ばす】 物をつかむために長く腕を伸ばすことの形容。 ◎「猿臂」は猿の腕のように長い腕の意。

えんりえど【厭離穢土】🔗🔉

えんりえど【厭離穢土】 けがれたこの世を嫌い、ぬけ出して離れたいと願うこと。 ◎仏教語で、「厭離」はいとって離れること、「穢土」はけがれたこの世のこと。「おんりえど」とも言う。→欣求浄土(ごんぐじょうど)

えんりょなければきんゆうあり【遠慮なければ近憂あり】🔗🔉

えんりょなければきんゆうあり【遠慮なければ近憂あり】 将来のことを見通した深い考えを持っていないと、必ず目前に急な心配事が起こるものだということ。 ◎「遠慮」は遠い先々のことまで思慮すること、「近憂」は間近の憂い事の意。「遠き慮(おもんぱか)りなき者は必ず近き憂いあり」とも言う。 〔出〕論語

えんりょはぶさた【遠慮は無沙汰】🔗🔉

えんりょはぶさた【遠慮は無沙汰】 遠慮もほどほどにしなさいということ。 ◎先方に迷惑をかけてはいけないと遠慮して訪問を差し控えていると、時機を失ってご無沙汰をする羽目になり、その結果、疎遠になり、かえって礼を欠くことになるの意から。「遠慮が無沙汰」とも言う。

ことわざ ページ 697