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えんこうきんこう【遠交近攻】🔗🔉

えんこうきんこう【遠交近攻】 遠くの国と友好関係を結び、その国に背後から威圧させながら、近くの国を攻める政策のこと。 ◎中国の戦国時代、范雎(はんしょ)が唱えた外交政策として知られる。 〔出〕史記

えんこう つきをとる【猿猴 月を取る】🔗🔉

えんこう つきをとる【猿猴 月を取る】 身のほどをわきまえず、欲ばったまねをして失敗することのたとえ。 ◎「猿猴」は、猿(さる)のこと。猿たちが、木の下の井戸の水面に映った月を取ろうとしたところ、木の枝が折れて、みんな井戸に落ちて溺(おぼ)れ死んだという故事から。「猿猴が月」とも言う。 〔出〕僧祇律(そうぎりつ)

えんじゃく いずくんぞこうこくのこころざしをしらんや【燕雀 安んぞ鴻鵠の志を知らんや】🔗🔉

えんじゃく いずくんぞこうこくのこころざしをしらんや【燕雀 安んぞ鴻鵠の志を知らんや】 小人物には、しょせん大人物の志は理解できないということ。 ◎「燕雀」は燕(つばめ)や雀(すずめ)などの小さな鳥の意から転じて小人物のこと。「鴻鵠」は大きな鳥の意から転じて大人物のこと。燕や雀などに、どうして鴻鵠の心を知ることができようかの意から。 〔出〕史記 〔類〕升を以て石を量る

えんすい きんかをすくわず【遠水 近火を救わず】🔗🔉

えんすい きんかをすくわず【遠水 近火を救わず】 どんな有用なものでも遠くにあるものでは、急の用には役立たないというたとえ。 ◎遠方にいくら多量の水があっても、近くの火事を消して救うわけにはいかないの意から。 〔出〕韓非子(かんぴし) 〔類〕遠い親戚より近くの他人

えんてんかつだつ【円転滑脱】🔗🔉

えんてんかつだつ【円転滑脱】 人と争うことなく、臨機応変に事に対処し、滞ることなくなめらかに事をおこなうこと。 ◎「円転」は、言動が角立たないで、まろやかに進むこと。「滑脱」は、滞らずなめらかに自在に変化すること。

ことわざ ページ 696