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きがおけない【気が置けない】🔗🔉

きがおけない【気が置けない】 緊張したり遠慮したりする必要がなく、親しく付き合いができることの形容。 ◎「気が許せない」「油断ができない」の意に用いるのは誤り。「気の置けない」とも言う。

きがききすぎてまがぬける【気が利きすぎて間が抜ける】🔗🔉

きがききすぎてまがぬける【気が利きすぎて間が抜ける】 気を利かせすぎて、かえってたいせつなところが抜けているということ。 ◎「気が利いて間が抜ける」とも言う。 〔較〕Over fast over loose.(締めすぎてゆるみすぎ)

ききいっぱつ【危機一髪】🔗🔉

ききいっぱつ【危機一髪】 きわめて危険な状態に追い込まれていること。 ◎髪の毛一本ほどのごくわずかな違いで危機に瀕(ひん)するほど切迫しているの意から。「危機一発」と書くのは誤り。

ききじょうずのはなしべた【聞き上手の話し下手】🔗🔉

ききじょうずのはなしべた【聞き上手の話し下手】 人の話を聞くのがうまい人はややもすると話をするのが下手だということ。

ききにふれる【忌諱に触れる】🔗🔉

ききにふれる【忌諱に触れる】 相手がいやがる言動をして、ご機嫌を損なうこと。 ◎「忌諱」は慣用的に「きい」とも読み、忌(い)み嫌うことで、相手のそれに触れることから。 〔出〕魏志(ぎし)

ききゅうそんぼうのとき【危急存亡の秋】🔗🔉

ききゅうそんぼうのとき【危急存亡の秋】 危険が目前に迫り、生き長らえるか滅びてしまうかの岐路に立たされている重大な時。 ◎「秋(とき)」はきわめて重大な時機の意。 〔出〕諸葛亮(しょかつりょう)

きくじゅんじょう【規矩準縄】🔗🔉

きくじゅんじょう【規矩準縄】 ものごとの標準となる手本・法則。 ◎「規」はコンパス、「矩」は曲尺(かねじゃく)、「準」は水平を計る水盛り、「縄」は材木に線を引く墨縄(すみなわ)のことで、それぞれ物を計る器具であることから。 〔出〕孟子(もうし)

きくとみるとはおおちがい【聞くと見るとは大違い】🔗🔉

きくとみるとはおおちがい【聞くと見るとは大違い】 話には往々にして誇張があって、人から聞いたのと実際に見るのとでは大きな差異があるものだということ。 ◎「聞くと見るとは大きな違い」「見ると聞くとは大違い」とも言う。 〔類〕聞いて極楽見て地獄

きくはいっときのはじきかぬはいっしょうのはじ【聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥】🔗🔉

きくはいっときのはじきかぬはいっしょうのはじ【聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥】 知らないことを人に聞くのはほんの一時の恥で済むけれども、聞かないでいれば知らないまま一生恥ずかしい思いをして過ごすことになる。知らないことは恥ずかしがらず、積極的に質問したほうが身のためだということ。 〔類〕問うは一旦の恥問わぬは末代の恥

ことわざ ページ 758