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きけばきのどく みればめのどく【聞けば気の毒 見れば目の毒】🔗🔉

きけばきのどく みればめのどく【聞けば気の毒 見れば目の毒】 聞けば聞いたで、見れば見たで、あれこれ欲が頭をもたげて心を悩ませることになるということ。 〔較〕He who peeps through a hole may see what will vex him.(のぞき見すればいやなものを見る)

きこくしゅうしゅう【鬼哭啾々】🔗🔉

きこくしゅうしゅう【鬼哭啾々】 死者の魂が悲しそうに泣くようす。転じて、そのように鬼気迫るようす。 ◎「鬼哭」は成仏(じょうぶつ)できない死者の魂が発する泣き声、「啾々」はか細い声ですすり泣くこと。

きこのいきおい【騎虎の勢い】🔗🔉

きこのいきおい【騎虎の勢い】 勢いやはずみがついてしまって、途中でやめられなくなることのたとえ。 ◎「騎虎」は虎(とら)に乗ること。虎に乗って走り出すと、途中で下りたら虎に食い殺されてしまうので、しかたなく勢いよく走り続けなければならないことから。 〔出〕隋書(ずいしょ)

きこのかんにあいまみゆ【旗鼓の間に相見ゆ】🔗🔉

きこのかんにあいまみゆ【旗鼓の間に相見ゆ】 戦場で、敵味方として出会うこと。また、力が互角であること。 ◎「旗鼓」は軍旗と太鼓のこと。転じて、戦場・軍隊の意。 〔出〕後漢書(ごかんじょ)

きしかいせい【起死回生】🔗🔉

きしかいせい【起死回生】 もう見込みがない、救いようがないと思われるような状態から、息を吹き返させること。 ◎「起死」はほとんど死にかかった人を生き返らせる、「回生」は死んだも同様のものをよみがえらせる意。

きしずかならんとほっすれどもかぜやまず【樹静かならんと欲すれども風止まず】🔗🔉

きしずかならんとほっすれどもかぜやまず【樹静かならんと欲すれども風止まず】 ものごとが思いどおりにならないこと。特に、親孝行をしようと思う時に、もう親がこの世にいなくてままならないことに言う。 ◎風で揺れている樹木が静かになろうとしても、風が止まないため静かになれないの意から。「風樹(ふうじゅ)の歎(たん)」とも言う。 〔出〕韓詩外伝(かんしがいでん) 〔類〕石に布団は着せられず/孝行のしたい時分に親はなし

ことわざ ページ 759