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きらいはしらぬのからな【嫌いは知らぬの唐名】🔗🔉

きらいはしらぬのからな【嫌いは知らぬの唐名】 負けおしみが強い人は、「知らない」と言うのが恥ずかしいので、「嫌いだ」と言ってごまかすということ。 ◎「唐名」は別名の意。

きらぼしのごとし【綺羅星の如し】🔗🔉

きらぼしのごとし【綺羅星の如し】 錚々(そうそう)たるりっぱな人物が一堂に会してずらりと並んでいるようす。 ◎元来は、「綺羅、星の如し」という語で、華麗なものの集まっているありさまが、まるできらきら輝く多くの星のようだの意。それがのちに誤って一語化されて「綺羅星」という語になり、りっぱな人物の意で用いられる。

きりののうちゅうにおるがごとし【錐の嚢中に処るが如し】🔗🔉

きりののうちゅうにおるがごとし【錐の嚢中に処るが如し】 ぬきんでた才能を持つ人は、自分からはなんのはたらきかけをしないでも、また、どんな情況に置かれても、その才能は自然に現れて、人に知られるようになるということ。 ◎「嚢中」は袋の中。錐が袋の中にあれば、その鋭い先端はどうしても袋の外に突き出てしまって目立つ結果になるの意から。「嚢中の錐」とも言う。 〔出〕史記 〔類〕紅は園生に植えても隠れなし

きりひとは【桐一葉】🔗🔉

きりひとは【桐一葉】 桐の一葉が落ちるのを見て、秋の気配を知ること。転じて、小さなできごとから、衰退する全体の動きを察知することのたとえ。 ◎→一葉落ちて天下の秋を知る 〔例〕「桐一葉落ちておどろく寺の庭」(古川柳)

きりょうはとうざのはな【器量は当座の花】🔗🔉

きりょうはとうざのはな【器量は当座の花】 顔かたちが美しいなどというのは長い人生の、ほんの一時のものに過ぎないということ。

きりょうよりきまえ【器量より気前】🔗🔉

きりょうよりきまえ【器量より気前】 顔かたちが美しいことよりも、気だてのよいことのほうがだいじだということ。 〔類〕人は見目よりただ心 〔較〕Beauty without bounty avails nought.(美貌(びぼう)もけちでは役立たず)

きりんじ【麒麟児】🔗🔉

きりんじ【麒麟児】 ずばぬけた、すぐれた才能を持つ若者のこと。 ◎「麒麟」は一本の角(つの)を持つ中国の想像上の動物で、体は鹿(しか)、尾は牛、ひづめは馬に似ていて、雄を「麒」、雌を「麟」と言い、聖人が世に出るときに現れると言われる霊獣。その麒麟の児(こ)の意。 〔出〕杜甫(とほ)

ことわざ ページ 771