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くもをつかむ【雲を掴む】🔗🔉

くもをつかむ【雲を掴む】 漠然としていて、どうにもとらえどころのないことの形容。 〔較〕a cock‐and‐bull story(まゆつば)

くようよりせぎょう【供養より施行】🔗🔉

くようよりせぎょう【供養より施行】 死者への供養よりも、生きている者に施しをするほうがたいせつだということ。死んだ者より生きている者のほうを優先せよということ。

くらえどもそのあじわいをしらず【食らえどもその味わいを知らず】🔗🔉

くらえどもそのあじわいをしらず【食らえどもその味わいを知らず】 どんなことでも精神を集中して励まないと、身につくものではないということ。 ◎食事に例をとってみても、ほかのことに気を取られたりしてぼんやり食べていたのでは、その食べ物の味はわかりはしないの意から。 〔出〕大学 〔類〕心ここに在らざれば視れども見えず

くらかけうまのけいこ【鞍掛け馬の稽古】🔗🔉

くらかけうまのけいこ【鞍掛け馬の稽古】 実際にはなんの役にも立たない、むだな練習や修業のたとえ。 ◎「鞍掛け馬」は木馬のことで、木馬に乗っていくら乗馬の稽古をしても実際の役には立たないことから。 〔類〕畳の上の水練

くらがりからうし【暗がりから牛】🔗🔉

くらがりからうし【暗がりから牛】 動作がにぶくて、のろのろしていることのたとえ。また、物の区別が判然としないことのたとえ。 ◎暗がりにいる鈍重で黒い牛の意から。「暗がりの牛」「暗がりから牛を引き出す」「暗闇の牛」「闇から牛を引き出す」などといろいろに言う。

くらがりのじゅうめん【暗がりの渋面】🔗🔉

くらがりのじゅうめん【暗がりの渋面】 やってみても、なんの効果もないこと、無意味なことのたとえ。 ◎暗いところでしかめっ面をしても、だれにも見えないところから。

くらげのかぜむかい【水母の風向かい】🔗🔉

くらげのかぜむかい【水母の風向かい】 いくらあがいてみても、どうにもならないことのたとえ。無駄なことのたとえ。 ◎水母が風上に向かって進もうとしても、非力でとても進めないところから。 〔類〕螻蛄の水渡り

くらげのぎょうれつ【水母の行列】🔗🔉

くらげのぎょうれつ【水母の行列】 水母が勝手気ままに浮いているように、きちんと並んでいないことのたとえ。

くらやみのてっぽう【暗闇の鉄砲】🔗🔉

くらやみのてっぽう【暗闇の鉄砲】 当てずっぽうにやることのたとえ。また、向こうみずにやることのたとえ。 ◎暗闇で目標もなしに鉄砲をぶっ放すことから。「闇に鉄砲」とも言う。

くるしいときのかみだのみ【苦しい時の神頼み】🔗🔉

くるしいときのかみだのみ【苦しい時の神頼み】 ふだんはまるで信仰心などない者が、苦しいできごとにぶつかると、その時だけ身勝手に神様に頼ってお祈りをし、助けてもらおうとすること。また、日ごろは付き合いなどおろそかにしているくせに困った状態になると、その時だけ人に頼って助けを求めること。 〔類〕叶わぬ時の神頼み 〔較〕The danger past and God forgotten.(危険が去ると神は忘れ去られる)

ことわざ ページ 785