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くににぬすびと いえにねずみ【国に盗人 家に鼠】🔗🔉

くににぬすびと いえにねずみ【国に盗人 家に鼠】 国には国の利益をかすめとる盗人、家には家を食い荒らす鼠がいて害を及ぼすように、どんな所にも内部に害をなす者が必ずいるということ。

くにみだれてちゅうしんあらわる【国乱れて忠臣見る】🔗🔉

くにみだれてちゅうしんあらわる【国乱れて忠臣見る】 国に騒乱がなく泰平のときには、だれが忠臣なのか不忠の臣なのか、区別しにくいが、国が乱れて危機に直面すると、だれが真の忠臣なのかがはっきりするということ。

くにやぶれてさんがあり【国破れて山河在り】🔗🔉

くにやぶれてさんがあり【国破れて山河在り】 戦乱で国は破壊されてしまったけれども自然の山や河はもとのままのなつかしい姿で存在している。世の中のはかなさと、永遠に変わらない自然とを対比して感慨深く言うことば。 ◎中国唐の詩人、杜甫(とほ)の詩「春望」の冒頭の句から。

くびくくりのあしをひく【首縊りの足を引く】🔗🔉

くびくくりのあしをひく【首縊りの足を引く】 血も涙もないむごいことをすることのたとえ。 ◎自殺をしようという者を止めるどころか足を引っぱって手伝うの意から。

くびふりさんねん ころはちねん【首振り三年 ころ八年】🔗🔉

くびふりさんねん ころはちねん【首振り三年 ころ八年】 尺八はなんとか吹けるようになるのに三年かかり、ころころという微妙な味わいのある音を出すのには八年かかる。どんなことにもそれ相応の修練が要るということ。 〔類〕顎振り三年

くぼいところにみずたまる【窪い所に水溜まる】🔗🔉

くぼいところにみずたまる【窪い所に水溜まる】 土地の窪みに水がたまるように、集まるべきところに人や物は自然に集まってくるということ。

くもにかけはし【雲に架け橋】🔗🔉

くもにかけはし【雲に架け橋】 望んでもとてもかなえられないことのたとえ。 ◎「架け橋」は、はしごのこと。高い空の上にある、届くはずのない雲にはしごを架けるの意から。「雲に架け橋、霞に千鳥」と続けても言う。 〔較〕He is building a bridge over the sea.(海に橋を架けようとしている)

くものこをちらすよう【蜘蛛の子を散らすよう】🔗🔉

くものこをちらすよう【蜘蛛の子を散らすよう】 集まっていた大勢の人がいちどきにばらばらっと四方へ散らばることの形容。 ◎蜘蛛の子のはいった袋を破ると、おびただしい数の蜘蛛の子が四方にさっと散るようすから。 〔類〕算を乱す

ことわざ ページ 784