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くをつくるよりたをつくれ【句を作るより田を作れ】🔗⭐🔉
くをつくるよりたをつくれ【句を作るより田を作れ】
→詩を作るより田を作れ
くんしにさんかいあり【君子に三戒あり】🔗⭐🔉
くんしにさんかいあり【君子に三戒あり】
人格者がみずからの戒めとする三つのこと。一つは青年期における色欲、一つは壮年期における人との争い事、一つは老年期における強欲、この三つを言う。
〔出〕論語
くんしにさんらくあり【君子に三楽あり】🔗⭐🔉
くんしにさんらくあり【君子に三楽あり】
徳の高いすぐれた人物が楽しみとする三つのもの。一つは両親と兄弟が健在なこと、一つは世の中に恥じることのない正しい心を持つこと、一つはすぐれた人材を教育すること、この三つを言う。
〔出〕孟子(もうし)
くんしはうれえずおそれず【君子は憂えず懼れず】🔗⭐🔉
くんしはうれえずおそれず【君子は憂えず懼れず】
徳の高いりっぱな人物はおこないが正しく、心にやましい点がないから、なにも心配しないし、恐れもしないということ。
〔出〕論語
くんしはきならず【君子は器ならず】🔗⭐🔉
くんしはきならず【君子は器ならず】
すぐれた人物は、ただ一つの才能に秀でているのではなく、すべての才能を兼ね備えているから、どんなことでも巧みにこなす。一つの使い道しかない器物と違って、多方面にわたって自在に才能を発揮できるということ。
〔出〕論語
〔較〕The wise are comprehensive.(賢者は及ばざるところなし)
くんしはひとりをつつしむ【君子は独りを慎む】🔗⭐🔉
くんしはひとりをつつしむ【君子は独りを慎む】
人格者は人が見ていようがいまいが、そんなことに関係なくふるまうから、独りきりでいるときにも、当然おこないを慎むものであるということ。
〔出〕中庸(ちゅうよう)
〔較〕Do on the hill as you would do in the hall.(山の上でも大広間同様に身を処すべし)
くんしはひょうへんす【君子は豹変す】🔗⭐🔉
くんしはひょうへんす【君子は豹変す】
徳の高いりっぱな人物は自分のあやまちに気づけば即座に改めて、よいおこないへと転じることが、きわめてすばやくはっきりしているということ。なお、今ではただ単に、態度などが突然がらっと変わることにも言う。
◎「豹変」は、豹の斑紋(はんもん)のように、際立ってあざやかに変わること。元来はよいほうに変わる場合を言ったが、今では悪いほうに変わる場合にも使われる。
〔出〕易経(えききょう)
〔較〕A wise man changes his mind,a fool never.(賢者は考えを変えるが愚者は決して変えない)
ことわざ ページ 787。