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けいちつ【啓蟄】🔗⭐🔉
けいちつ【啓蟄】
二十四節気の一つ。陽暦では三月五、六日ごろ、陰暦では二月の前半ごろ。
◎冬ごもりしていた虫が動き出し、外にはい出るの意から。春の季語として知られる。
けいちょうふはく【軽佻浮薄】🔗⭐🔉
けいちょうふはく【軽佻浮薄】
軽はずみで落ち着きがなく、話したりしたりすることがあさはかで、しっかりしていないようす。
けいてい【径庭】🔗⭐🔉
けいてい【径庭】
二つのものの間に大きな隔たりがあって、非常にかけ離れていること。
◎「径」は狭い小道、「庭」は広場の意。「逕庭」とも書く。
〔出〕荘子(そうじ)
けいていかきにせめげどもそとそのあなどりをふせぐ【兄弟牆に鬩げども外その務りを禦ぐ】🔗⭐🔉
けいていかきにせめげどもそとそのあなどりをふせぐ【兄弟牆に鬩げども外その務りを禦ぐ】
ふだん家の中ではけんかばかりしている兄弟でも、外部から侮辱(ぶじょく)を受けると力を合わせてこれを防ぐということ。
◎「牆」は垣根、「鬩ぐ」は争うことで、「牆に鬩ぐ」は垣根の中、つまり家の中で争うの意。「務り」は「侮り」に同じ。
〔出〕詩経(しきょう)
けいまのたかあがり【桂馬の高上がり】🔗⭐🔉
けいまのたかあがり【桂馬の高上がり】
人は身分不相応の出世などをすると、とかく失敗するおそれがあるということ。
◎将棋の駒(こま)の桂馬は他の駒と異なり、変則的に前の駒を飛び越えて進むことができるが、むやみに進むと身動きができなくなって、歩(ふ)などの餌食(えじき)になってしまうことから。
〔類〕桂馬の高飛び歩の餌食
けいめいくとう【鶏鳴狗盗】🔗⭐🔉
けいめいくとう【鶏鳴狗盗】
品性の卑しい、くだらない人間のこと。
◎「狗」は犬。中国斉の孟嘗君(もうしょうくん)が秦(しん)の昭王にとらわれたとき、犬のまねのうまい人間に、狐白裘(こはくきゅう)という白狐(しろぎつね)の皮衣を盗ませて、これを昭王の寵姫(ちょうき)に献じて釈放され、函谷関(かんこくかん)まで逃げたところ、深夜のため関所は閉まっていて、鶏が鳴く朝まで門は開かれなかったので、鶏の鳴き声をまねるのがうまい従者に命じてまねをさせたところ、本物の鶏がつられて鳴きはじめたために門が開かれて、無事に通ることができたという故事から。
〔出〕史記
ことわざ ページ 792。