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あきんどとびょうぶはすぐにはたたぬ【商人と屏風は直には立たぬ】🔗🔉

あきんどとびょうぶはすぐにはたたぬ【商人と屏風は直には立たぬ】 《びょうぶは真っすぐに伸ばしては立たないように》商人は、正直一方では繁盛せず、理屈に合わないことがあっても我慢して人と付き合わなければならないということ。「商人と屏風は曲がらねば立たぬ」「商人と屏風はゆがまねば立たず」とも。

あきんどのこはそろばんのおとでめをさます【商人の子は算盤の音で目を覚ます】🔗🔉

あきんどのこはそろばんのおとでめをさます【商人の子は算盤の音で目を覚ます】 《商人の子は、眠っていても、損得を計算するそろばんの音を聞くと目を覚ますの意》人は、自分の従事している仕事が身にしみついていて、いつでも油断なく気を配っているものであるということ。 《類句》武士は轡(クツワ)の音で目を覚ます。

あきんどはそんしていつかくらがたつ【商人は損していつか倉が建つ】🔗🔉

あきんどはそんしていつかくらがたつ【商人は損していつか倉が建つ】 商人は、いつも、もうからないと言っているが、いつの間にか倉を建てるほどの金持ちになっているということ。

あきんどはやのしたくぐれ【商人は矢の下くぐれ】🔗🔉

あきんどはやのしたくぐれ【商人は矢の下くぐれ】 商人は、飛んで来る矢の下をくぐるほどの危険を冒して初めて大きな利益が得られるということ。

あくいあくしょくをはずるものはいまだともにぎするにたらず【悪衣悪食を恥ずる者は未だ与に議するに足らず】▽中国🔗🔉

あくいあくしょくをはずるものはいまだともにぎするにたらず【悪衣悪食を恥ずる者は未だ与に議するに足らず】▽中国 人前を気にして質素な着物や粗食などを恥ずかしく思うような者は、人間の正しい道理を真剣に学んで実践してゆこうとする場合には、相手にできないということ。 《出典》 士、道ニ志シテ、悪衣悪食ヲ恥ズル者ハ、未ダ与ニ議スルニ足ラザルナリ。〔論語(ロンコ゛)・里仁篇〕

あくがぬける【灰汁が抜ける】🔗🔉

あくがぬける【灰汁が抜ける】 趣味・性格・容姿などから、いやみやあくどさがなくなり、洗練されることのたとえ。 《例文》 「あんなのがと思うようなしっちゃか面子(メンコ)が灰汁が抜けると見違えるような意気な芸者になったりする……」《徳田秋声(トクタ゛シュウセイ)・縮図》

あくさいはろくじゅうねんのふさく【悪妻は六十年の不作】🔗🔉

あくさいはろくじゅうねんのふさく【悪妻は六十年の不作】 悪い妻を持つことは、60年もの長い間続く農作物の不作のような非常な不幸であるということ。「悪妻は一生の不作」「悪妻は百年の不作」とも。

ことわざ ページ 8