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えんはいなものあじなもの【縁は異なもの味なもの】🔗🔉

えんはいなものあじなもの【縁は異なもの味なもの】 男性と女性の縁は、常識では判断できないほど不思議でおもしろいものであるということ。

えんぼくけいちん【円木警枕】▽中国🔗🔉

えんぼくけいちん【円木警枕】▽中国 丸い木でできていて転がりやすく、寝ている人がすぐ目覚めるまくら。苦学力行することのたとえ。 《参考》 司馬光(シハ゛コウ)は、若いとき、この目覚ましまくらを使用し、寝る時間も惜しんで勉強したという。 《出典》 司馬温公(オンコウ)円木ヲ以(モッ)テ警枕ト為(ナ)ス。小睡スレバ則(スナワ)チ枕転ジテ覚ム。乃(スナワ)チ起キテ書ヲ読ム。〔范祖禹(ハンソウ)・司馬温公布衾銘記〕

えんまくをはる【煙幕を張る】🔗🔉

えんまくをはる【煙幕を張る】 真意を隠すために、他の言動をしたり問題を別のものに転化したりすることのたとえ。 《参考》 「煙幕」は、戦いのとき、味方の行動を敵から隠すために用いる煙。

えんもゆかりもない【縁もゆかりもない】🔗🔉

えんもゆかりもない【縁もゆかりもない】 なんの関係もなく、無縁である。 《例文》 「彼とは近所に住んでいただけで、もともと縁もゆかりもない。」

えんりょえしゃくもない【遠慮会釈もない】🔗🔉

えんりょえしゃくもない【遠慮会釈もない】 相手に対する行動が、遠慮深さや慎みがなくて徹底していることのたとえ。 《例文》 「遠慮会釈もなく、税を取り立てる。」

えんりょなければきんゆうあり【遠慮無ければ近憂有り】▽中国🔗🔉

えんりょなければきんゆうあり【遠慮無ければ近憂有り】▽中国 何事も遠い将来まで見通した深い考えを持っていないと、必ず目前に心配事が起こるものだ。 《出典》 人遠キ慮(オモンハ゜カ)リ無ケレバ、必ズ近キ憂イ有リ。〔論語(ロンコ゛)・衛霊公篇〕

えんりょひだるしだてさむし【遠慮ひだるし伊達寒し】🔗🔉

えんりょひだるしだてさむし【遠慮ひだるし伊達寒し】 遠慮すれば空腹をがまんしなければならないし、姿を美しく見せようとすれば薄着をして寒さを辛抱しなければならない。外見や体裁を飾れば辛く苦しい目に会うということ。 《参考》 「ひだるい」は、空腹であるの意。

えんをきたにしてそにゆく【轅を北にして楚に行く】▽中国🔗🔉

えんをきたにしてそにゆく【轅を北にして楚に行く】▽中国 《車の前部にある轅(ナカ゛エ)を北方に向けて南国の楚(ソ)に行こうとするの意》考えと行いとが逆なことのたとえ。 《参考》 「行く」は「適く」とも書く。 《出典》 鳳(ホウ)来リ百獣ノ舞ウヲ望マント欲スルハ、何ゾ轅ヲ北ニシテ将(マサ)ニ楚ニ適(ユ)カントスルニ異(コト)ナランヤ。〔白居易(ハクキョイ)・新楽府〕

ことわざ ページ 81