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コロンブスのたまご【コロンブスの卵】🔗⭐🔉
コロンブスのたまご【コロンブスの卵】
どんなにたやすくできることでも、それを最初に思いつくこと、そして実行することはむずかしいし、貴重であるということ。
◎コンブスのアメリカ大陸発見を祝う会の席上、ある人に「大陸発見はどんどん西へ行けば発見できるのだから、だれにもできる」と言われたコロンブスが、「ではこの卵を立ててごらんなさい」と一個のゆで卵をテーブルに置いたが、だれ一人できなかった。するとコロンブスは卵の尻(しり)を軽くつぶして平たくし、テーブルに立ててみせた。そして「大陸発見もこれと同じこと。わかってしまえば簡単なことでも最初に思いつくところに意義があるのだ」と語ったという逸語から。
こわいものみたさ【怖い物見たさ】🔗⭐🔉
こわいものみたさ【怖い物見たさ】
恐ろしいと聞けば、人は好奇心からかえって見たくなるものだということ。
こをしることちちにしくはなし【子を知ること父に若くはなし】🔗⭐🔉
こをしることちちにしくはなし【子を知ること父に若くはなし】
子供のことについてなら、長所も短所もすべて父親がだれよりもいちばんよく知っているということ。
◎「若くはなし」は及ぶものはないの意。
〔出〕管子(かんし)
〔類〕子を見ること親に如かず
〔対〕親の欲目
こをすつるやぶはあれどみをすつるやぶはなし【子を棄つる藪はあれど身を棄つる藪はなし】🔗⭐🔉
こをすつるやぶはあれどみをすつるやぶはなし【子を棄つる藪はあれど身を棄つる藪はなし】
人はせっぱ詰まると最愛の子供でさえ棄ててしまえるが、最後まで自分自身を棄てることはできない。人間はそういう悲しいものだということ。
〔例〕「子を棄てる藪へ息子は金を捨て」(古川柳)
こをみることおやにしかず【子を見ること親に如かず】🔗⭐🔉
こをみることおやにしかず【子を見ること親に如かず】
子供の長所や短所を最もよく知っているのは親であり、とうてい親に及ぶものはないということ。
〔類〕子を知ること父に若くはなし
〔対〕親の欲目
ことわざ ページ 820。