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さけかってしりきられる【酒買って尻切られる】🔗🔉

さけかってしりきられる【酒買って尻切られる】 好意でしてやったことが、逆に仇(あだ)となって返ってくることのたとえ。 ◎酒を買ってきてもてなしたら、相手が酔って、尻を切られるような目に遭うことから。 〔類〕恩を仇で返す

さけがさけをのむ【酒が酒を飲む】🔗🔉

さけがさけをのむ【酒が酒を飲む】 →人酒を飲む酒酒を飲む酒人を飲む

さけとさんにはこりたものがない【酒と産には懲りた者がない】🔗🔉

さけとさんにはこりたものがない【酒と産には懲りた者がない】 酒を飲みすぎれば相当つらいし、出産の苦しみもかなりのものだが、苦しいからといってやめたという者はいない。酒を飲むこと、子供を持つことはつらく、苦しいこともあるが、それなりの楽しみや喜びもあるということ。

さけなくてなんのおのれがさくらかな【酒なくて何の己が桜かな】🔗🔉

さけなくてなんのおのれがさくらかな【酒なくて何の己が桜かな】 花見に酒はつきもの、酒も飲まずに花見をするのはつまらないということ。 〔例〕「酒なくて見ればさくらも河童(かっぱ)の屁(へ)」(古川柳) 〔較〕No sport,no pie.(パイがあっての気晴らし)

さけにべつちょうあり【酒に別腸あり】🔗🔉

さけにべつちょうあり【酒に別腸あり】 人には酒専用の特別の腸があって酒を飲む量はからだの大小には関係がないということ。 〔出〕通俗編

さけのみ ほんしょうたがわず【酒飲み 本性違わず】🔗🔉

さけのみ ほんしょうたがわず【酒飲み 本性違わず】 酒を飲めば酔って、一見ふだんとは違って見えるものの、人の生来の性質は変わることはないということ。 ◎「酒の酔い本性違わず」「生酔い本性違わず」とも言う。 〔較〕In wine there is truth.(酒中に真実あり)

さけはうれいのたまははき【酒は憂いの玉箒】🔗🔉

さけはうれいのたまははき【酒は憂いの玉箒】 酒に酔えば、気にかかっている悩みごとや心配ごとも忘れ去ることができるということ。 ◎「箒」はほうきのことで「帚」とも書く。心の憂いを払ってくれるほうきのようにすばらしいものだと酒を賛美することば。「酒は憂いを払う玉箒」「憂いを払う玉箒」とも言う。 〔出〕蘇軾(そしょく) 〔類〕酒は天の美禄/酒は百薬の長 〔較〕Wine is panacea of all ill.(酒は万能薬である)

ことわざ ページ 829