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さけはさんこんにかぎる【酒は三献に限る】🔗🔉

さけはさんこんにかぎる【酒は三献に限る】 酒は適量を飲むのがよく、酔いつぶれるほど飲むなということ。 ◎「三献」は式三献ともいい、三三九度のもとになったもので、昔、人をもてなすとき、酒を三杯勧めることを一献(いっこん)と言い、それを三回繰り返したこと。酒はこの三献程度がほどよいの意から。

さけはしょあくのもと【酒は諸悪の基】🔗🔉

さけはしょあくのもと【酒は諸悪の基】 世の中にはびこる悪事は、どれもこれも酒が原因で起こるということ。

さけはてんのびろく【酒は天の美禄】🔗🔉

さけはてんのびろく【酒は天の美禄】 酒のうまさ、酔い心地のすばらしさを賛美することば。 ◎「美禄」はよい俸祿、給与のこと。酒は天から与えられたありがたい俸禄の意から。「天の美禄」「美禄」とも言う。 〔出〕漢書(かんじょ) 〔類〕酒は憂いの玉箒(たまははき)/酒は百薬の長

さけはのむとものまるるな【酒は飲むとも飲まるるな】🔗🔉

さけはのむとものまるるな【酒は飲むとも飲まるるな】 酒は適度に飲むのならいっこうにさしつかえないが、飲んでひどく酔っぱらい、ブレーキがきかなくなるような、つまり酒に飲まれてしまうような飲み方はしてはいけないという戒めのことば。 〔例〕「思案して飲んでも酒にまた飲まれ」(古川柳)

さけはのむべしのむべからず【酒は飲むべし飲むべからず】🔗🔉

さけはのむべしのむべからず【酒は飲むべし飲むべからず】 酒には人それぞれ適量がある。適度になら飲んだほうがよいが、飲みすぎるとからだをこわしたり、とんでもない失敗をしたりするから、決して飲みすぎてはいけないという戒めのことば。

さけはひゃくやくのちょう【酒は百薬の長】🔗🔉

さけはひゃくやくのちょう【酒は百薬の長】 酒は適量を守って飲めば、どんな薬よりもすぐれた薬だということ。 ◎単に「百薬の長」とも言う。 〔出〕漢書(かんじょ) 〔例〕「百薬の長も風邪(かぜ)には生姜(しょうが)入り」(古川柳) 〔類〕酒は天の美禄/酒は憂いの玉箒(たまははき) 〔較〕Good wine engenders good blood.(よい酒はよい血を作る)

ことわざ ページ 830