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さんじゅうろっけい にげるにしかず【三十六計 逃げるに如かず】🔗🔉

さんじゅうろっけい にげるにしかず【三十六計 逃げるに如かず】 計略もさまざまあるが、不利な状況に追い込まれたときはさっさと逃げるのが最良の策である。逃げるということも重要な作戦の一つだということ。 ◎兵法三十六種のうち、逃げるという計略に及ぶものはないの意から。「三十六策、走るは上計」という中国『南史』の句から作られたもの。 〔類〕逃げるが勝ち 〔較〕The better part of valor is discretion.(勇気の大部分は分別にある)

さんずんのしたにごしゃくのみをほろぼす【三寸の舌に五尺の身を亡ぼす】🔗🔉

さんずんのしたにごしゃくのみをほろぼす【三寸の舌に五尺の身を亡ぼす】 ちょっとした不用意なおしゃべりのために身を滅ぼしてしまうことがある。だから、うかつにしゃべるのは慎めということ。 ◎わずか三寸(約九センチ)の舌が五尺(約百五十センチ)のからだを滅ぼしてしまうの意から。 〔類〕舌は禍の根/舌の剣は命を断つ

さんずんのしたをふるう【三寸の舌を掉う】🔗🔉

さんずんのしたをふるう【三寸の舌を掉う】 おおいに弁舌をふるうこと。 ◎「三寸の舌」は人間の舌の長さが三寸(約九センチ)であることから舌を意味し、転じて弁舌のこと。 〔出〕史記

さんずんのみなおし【三寸の見直し】🔗🔉

さんずんのみなおし【三寸の見直し】 どんなものでも細かく見れば多少のまちがいや欠陥はあるということ。また、その程度のまちがいは見慣れてしまえば気にならなくなるということ。 ◎物の寸法も、長くなれば測り方によっては三寸(約九センチ)ぐらいの誤差が出るもので、その程度の誤差は全体から見れば取るに足らないことから。

さんずんまないたをみぬく【三寸俎板を見抜く】🔗🔉

さんずんまないたをみぬく【三寸俎板を見抜く】 ものを見抜く力や眼力がずばぬけて鋭いことのたとえ。 ◎三寸(約九センチ)もある厚い俎板の裏側まで鋭く見抜くの意から。「まないた」は「俎」とも書く。

さんせい【三省】🔗🔉

さんせい【三省】 何度も繰り返し、反省すること。 ◎一日に何度も自分のおこないを省みるの意から。 〔出〕論語

ことわざ ページ 837