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しゃくをまげてじんをなおくす【尺を枉げて尋を直くす】🔗🔉

しゃくをまげてじんをなおくす【尺を枉げて尋を直くす】 小さいことは捨ておいて、大きいことを伸ばすようにすること。大事のためには、小事などを犠牲にすること。 ◎「尺」は尺貫法の長さの単位で、約三十センチ。「尋」は、中国周代で八尺の長さをいう。一尺をさらに曲げて短くすることによって長い尋をもっとまっすぐに伸ばすの意から。 〔出〕孟子(もうし) 〔類〕寸を曲げて尺を伸ぶ/小の虫を殺して大の虫を助ける

しゃしょくのしん【社稷の臣】🔗🔉

しゃしょくのしん【社稷の臣】 国家の命運を一身に背負っているような、重要な臣下(しんか)のこと。 ◎「社」は土地の神、「稷」は五穀の神、これを国のたいせつな守護神としてまつったことから、転じて、国家の意。 〔出〕礼記(らいき)

しゃじくをながす【車軸を流す】🔗🔉

しゃじくをながす【車軸を流す】 雨が激しく降ることの形容。 ◎「車軸」は車の心棒のことで、それを太い雨脚(あまあし)にたとえたもの。「車軸を下(くだ)す」とも言う。

しゃっかくのくっするはのびんがため【尺蠖の屈するは伸びんがため】🔗🔉

しゃっかくのくっするはのびんがため【尺蠖の屈するは伸びんがため】 →尺蠖の屈するは伸びんがため

しゃみからちょうろうにはなれぬ【沙弥から長老にはなれぬ】🔗🔉

しゃみからちょうろうにはなれぬ【沙弥から長老にはなれぬ】 ものごとには順序というものがあって、段階を踏まなければ上には進めないというたとえ。 ◎仏門に入ったばかりでまだ十分な修行を積んでいない僧(沙弥)が一足飛びにすぐれた高僧(長老)になることはできないの意から。 〔類〕生まれながらの長老なし/端から和尚はない/遠きに行くは必ず近きよりす

しゅうかてきせず【衆寡敵せず】🔗🔉

しゅうかてきせず【衆寡敵せず】 多人数に少人数が立ち向かってもやはり勝ち目はない。少数はしょせん、多数の敵ではないということ。 ◎「衆」は人数が多い、「寡」は人数が少ない意。「寡(か)は衆に敵せず」とも言う。 〔出〕魏志(ぎし) 〔類〕多勢に無勢

ことわざ ページ 853