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じごくのいっちょうめ【地獄の一丁目】🔗🔉

じごくのいっちょうめ【地獄の一丁目】 悪の道や破滅に向かう第一歩のたとえ。 ◎「一丁目」は入口の意。

じごくのかまのふたもあく【地獄の釜の蓋も開く】🔗🔉

じごくのかまのふたもあく【地獄の釜の蓋も開く】 正月の十六日と盆の十六日は、だれでもみな仕事を休めということ。 ◎この両日は地獄の閻魔(えんま)の庁も仕事を休み、罪人を煮る釜の蓋も開けて使わないとされることから。

じごくのさたもかねしだい【地獄の沙汰も金次第】🔗🔉

じごくのさたもかねしだい【地獄の沙汰も金次第】 世の中のことは金さえあれば何でもできるし、どうにでもなるということ。 ◎「沙汰」は裁断・裁判の意。地獄の裁きでさえ、金次第でどうにでもなるということから。いろはがるた(京都「ち」の項)。 〔類〕人間万事金の世の中/金さえあれば飛ぶ鳥も落ちる/金の光は阿弥陀ほど 〔較〕Money makes the mare to go.(金は雌馬さえも動かす)

じごくはかべひとえ【地獄は壁一重】🔗🔉

じごくはかべひとえ【地獄は壁一重】 ほんのわずかな欲望やちょっとの油断で罪を犯してしまいがちなのが人間だということ。 ◎地獄は壁一枚隔てたすぐ隣にあるの意から。 〔較〕The devil is never far off.(悪魔といえども遠くにあらず)

じごくみみ【地獄耳】🔗🔉

じごくみみ【地獄耳】 一度聞いたら決して忘れないことや、秘密やうわさなどをすばやく聞き込むことのたとえ。また、その能力を持っている人のこと。

じごくもすみか【地獄も住処】🔗🔉

じごくもすみか【地獄も住処】 住み慣れてしまえば、どんなにひどい場所でも、たとえ地獄だって住み心地がよくなるということ。 〔類〕住めば都

じしゃくにはり【磁石に針】🔗🔉

じしゃくにはり【磁石に針】 くっつきやすいもののたとえ。また、男女の仲が接近しやすいことのたとえ。

じしん かみなり かじ おやじ【地震 雷 火事 親父】🔗🔉

じしん かみなり かじ おやじ【地震 雷 火事 親父】 世の中の人が日ごろ恐れているものを、恐ろしさの順に並べたことば。

じじつはしょうせつよりもきなり【事実は小説よりも寄なり】🔗🔉

じじつはしょうせつよりもきなり【事実は小説よりも寄なり】 事件などこの世に実際に起こる事実のほうが、趣向を凝らして作られる小説よりも、不思議な変化に富んでいて、おもしろいということ。 ◎イギリスの詩人バイロン作『ドン・ジュアン』にあるTruth is always strange―Stranger than fiction.から。

ことわざ ページ 870