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おはうちからす【尾羽打ち枯らす】🔗🔉

おはうちからす【尾羽打ち枯らす】 勢力があって盛んだった人が落ちぶれてみすぼらしい姿になることのたとえ。零落する。 《例文》 「昔は豪勢な暮らしだったが、倒産してすっかり尾羽打ち枯らしている。」 《参考》 尾も羽も抜け落ちた、みじめな鳥の姿にたとえた表現。

おはちがまわる【お鉢が回る】🔗🔉

おはちがまわる【お鉢が回る】 順番が回って来ることのたとえ。 《例文》 「幹事役のA君が急病で、ぼくにお鉢が回ってきた。」 《参考》 「不本意だが、その役割を引き受けさせられる」という気持ちで使う。

おびにみじかしたすきにながし【帯に短し襷に長し】🔗🔉

おびにみじかしたすきにながし【帯に短し襷に長し】 帯にするには短いし、たすきにするには長すぎる。中途半端で役に立たないことのたとえ。 《参考》 七音・七音として口調を整えた表現。 《類句》次郎にも太郎にも足らぬ。ふんどしには短し手ぬぐいには長し。

おひゃくどをふむ【お百度を踏む】🔗🔉

おひゃくどをふむ【お百度を踏む】 神仏に願(カ゛ン)を掛けるとき、本堂前の一定の距離を100回往復する。 ある頼み事などのために人の所へ何度も訪問することのたとえ。 《例文》 「保育所を設置するために役所にお百度を踏んだ。」

おひれをつける【尾鰭を付ける】🔗🔉

おひれをつける【尾鰭を付ける】 事実以外のことやよけいなことを付け加えて誇張することのたとえ。 《例文》 「何日か山にはいっていると気持はたかぶりますし、だれでもあることないこと尾ひれをつけて話したくなるものです。」《井上靖(イノウエヤスシ)・氷壁》

おぼれるものはわらをもつかむ【溺れる者は藁をも掴む】▽西洋🔗🔉

おぼれるものはわらをもつかむ【溺れる者は藁をも掴む】▽西洋 水におぼれかけた人はわらのようなものでもつかもうとする。危急のときには、頼りにならない小さなものでも頼りにするということ。 《参考》 A drowning man will catch a straw.の訳。

ことわざ ページ 94