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でいちゅうのはす【泥中の蓮】🔗🔉

でいちゅうのはす【泥中の蓮】 どんなに環境が汚れていても、それに染まることなく清く正しく生きていることのたとえ。 ◎汚い泥の中に生えていながら、清らかに美しく咲く蓮の花の意から。「蓮」は「はちす」とも言う。 〔較〕A myrtle among thorns is a myrtle still.(茨(いばら)の中でもぎんばいかはぎんばいか―myrtleはビーナスの神木で愛の象徴とされた)

でくのぼう【木偶の坊】🔗🔉

でくのぼう【木偶の坊】 役に立たない人や、気のきかない人をののしって言うことば。 ◎「木偶」は木彫りの人形。転じて、役にたたない人のこと。「坊」は、そのような人の意を表すことば。

でしはししょうのはんげん【弟子は師匠の半減】🔗🔉

でしはししょうのはんげん【弟子は師匠の半減】 弟子の学力や技術はどんなにすぐれているといったところで師匠の半分ぐらいのもので、師匠以上になるのはむずかしいということ。 〔対〕青は藍より出でて藍より青し 〔較〕The stream cannot rise above its resource.(流れは水源より高からず)

でたとこしょうぶ【出たとこ勝負】🔗🔉

でたとこしょうぶ【出たとこ勝負】 あらかじめ準備などせずに、その場のなりゆきしだいで事を決めること。 ◎さいころ賭博(とばく)では、さいころを振って出た目で勝負を決めることから。

でづかいよりこづかい【出遣いより小遣い】🔗🔉

でづかいよりこづかい【出遣いより小遣い】 大きな買い物などで一度に多額の出費をするよりも、案外、毎日の暮らしの中で少しずつ使うこまごまとした費用のほうが積もり積もって多額になるということ。 〔類〕大遣いより小遣い

でひおがむものはあってもいりひおがむものなし【出日拝む者はあっても入り日拝む者なし】🔗🔉

でひおがむものはあってもいりひおがむものなし【出日拝む者はあっても入り日拝む者なし】 羽振りのよい人のところにはみんな寄り集まってへつらったりするが、落ち目の人にはだれも寄りつかないというたとえ。

でふねによいかぜはいりふねにわるい【出船によい風は入り船に悪い】🔗🔉

でふねによいかぜはいりふねにわるい【出船によい風は入り船に悪い】 一方によいことは他方に悪い。両方同時によいことはないというたとえ。 ◎出船に都合のよい風は、入り船にとって逆風となり、ぐあいが悪いということから。 〔類〕あちら立てればこちらが立たぬ 〔較〕Ill for the rider,good for the abider.(旅人に悪く住人にはよい)

ことわざ ページ 960