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およばぬこいのたきのぼり【及ばぬ鯉の滝登り】🔗🔉

およばぬこいのたきのぼり【及ばぬ鯉の滝登り】 努力してもとうていできない物事のたとえ。 とうてい望みのかなえられない恋のたとえ。 《参考》 は、「恋」を「鯉」にかけて言う。

おりがみをつける【折り紙を付ける】🔗🔉

おりがみをつける【折り紙を付ける】 信用できるものとしてその価値を保証することのたとえ。 《例文》 「この人物は大丈夫と、先生が折り紙を付けられた。」 《参考》 「折り紙」は、書画・刀剣などの鑑定書。

おりもおり【折りも折り】🔗🔉

おりもおり【折りも折り】 ちょうどそのとき。 《例文》 「議会で公害問題が論議されている折りも折り、ある工場で毒性の強い廃液を川に流すという事件が起こった。」 《参考》 重大な物事が行われていてそれに関連した他の重大な物事が起こるときに言うことば。

おわずからずにこさんにん【負わず借らずに子三人】🔗🔉

おわずからずにこさんにん【負わず借らずに子三人】 人の世話にもならず、借金もなく、子どももほどよく3人あれば幸福であるということ。 《参考》 庶民の理想の生活を言ったことば。 《類句》余らず過ぎず子三人。足らず余らず子三人。

おわりよければすべてよし【終わりよければすべてよし】🔗🔉

おわりよければすべてよし【終わりよければすべてよし】 結果さえうまくできていれば、その物事の動機や過程などは問題にならないということ。

おわりをつつしむことはじめのごとくんばやぶるることなし【終わりを慎むこと始めの如くんば敗るることなし】▽中国🔗🔉

おわりをつつしむことはじめのごとくんばやぶるることなし【終わりを慎むこと始めの如くんば敗るることなし】▽中国 始めと同じようなまじめな態度で終わりまで行えば失敗することはない。 《参考》 だれでも初めは注意深いが、次第になれて手を抜くという人間の心理をついたことば。 《出典》 民ノ事ニ従ウヤ、常ニ幾(ホトン)ド成ルニ於(オイ)テ之(コレ)ヲ敗ル。終ワリヲ慎ムコト始メノ如クンバ、則(スナワ)チ事ヲ敗ルルコト無シ。〔老子(ロウシ)・第六十四章〕

おをひく【尾を引く】🔗🔉

おをひく【尾を引く】 物事が終わってもその影響などがあとまで残って解決されずに続くことのたとえ。 《例文》 「彼と言い争いをしたが、それがいつまでも尾を引いてその後なんとなくしっくりゆかない。」 《参考》 あることがいつまでも続いて、わずらわしい、不愉快だというときに用いる。

ことわざ ページ 99