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くちびるほろびてはさむし【唇亡びて歯寒し】▽中国🔗🔉

くちびるほろびてはさむし【唇亡びて歯寒し】▽中国 互いに助け合うべき関係にあるものの一方が滅びると他方も危なくなることのたとえ。 《参考》 晋(シン)の国が、虞(ク゛)の国に他の国を討ちに行くため虞の領土内を通行できるように頼んだとき、虞の忠臣宮之奇(キュウシキ)は、「いま晋が攻めようとしている国は、わが国とは唇と歯とのような関係にあるのだから、晋の申し入れを許可してはいけない。」と虞公に忠告した。しかし、虞公はこれを聴かず、晋に通行を許したためついには晋に滅ぼされてしまったという。 《出典》 諺(コトワサ゛)ニ所謂(イワユル)、輔車(ホシャ)相依(アイヨ)リ、脣(クチヒ゛ル)亡ブレバ歯寒シトハ、其(ソ)レ虞〔カク〕(ク゛カク)ノ謂(イイ)ナリ。〔春秋左氏伝(シュンシ゛ュウサシテ゛ン)・僖公五年〕 《類句》脣歯輔車(シンシホシャ)。

くちびるほろびてはさむし【唇亡びて歯寒し】🔗🔉

くちびるほろびてはさむし【唇亡びて歯寒し】 互いに助け合っている者どうしの一方がほろびると、もう一方の存在も危なくなるというたとえ。 ◎唇が亡んでなくなってしまうと、歯はむきだしになって寒くなるの意から。 〔出〕春秋左伝 〔類〕唇歯輔車(しんしほしゃ) 〔較〕The day of France"s ruin is the eve of the ruin of England.(フランス滅亡の日は英国滅亡の前夜なり)

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