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いぼくのしん【移木の信】▽中国🔗🔉

いぼくのしん【移木の信】▽中国 必ず約束を実行するだろうという、相手に対する信頼のたとえ。「木を移すの信」とも。 《参考》 秦(シン)の宰相商鞅(ショウオウ)は、法律を人々に守らせようとして大木を都の南門に立て、「これを北門に移す者には十金を与える。」と言ったが、人々は半信半疑で、これに応ずる者がなかった。そこで五十金に値上げしたら、大木を移動させた者があった。この者に五十金の大金を与えて、法律が信用すべきものであることを示してみせたという。 《出典》 〔史記(シキ)・商君伝〕

いぼくのしん【移木の信】🔗🔉

いぼくのしん【移木の信】 約束をまちがいなく実行すること。 ◎中国秦(しん)の商鞅(しょうおう)が法律を改正し施行するにあたり、人民が信じないのではないかと危ぶんで、都の南門に大木を立て「この木を北門に移す者がいたら十金を与えよう」という触れを出した。果たせるかな人民は疑って木を移す者はひとりもいなかったため、賞金を五十金に増やしたところ、ひとりの男が木を移したので、約束どおり五十金を与えて、政府は約束を違(たが)えず人民を欺かないものだということを実証してみせたという故事から。 〔出〕史記

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