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きりののうちゅうにおるがごとし【錐の嚢中に処るが如し】▽中国🔗⭐🔉
きりののうちゅうにおるがごとし【錐の嚢中に処るが如し】▽中国
《鋭いきりが袋に入っていると先が袋の外に突き出て目立つように》すぐれた人物は必ずいつかその才能が人に知られるということ。
《参考》
(イ)趙(チョウ)の平原君(ヘイケ゛ンクン)は多くの食客(ショッカク)(居候(イソウロウ))を養っていた。あるとき20人の有能な人物が必要になって19人までは食客の中から選んだが、最後の一人を選ぶときに毛遂(モウスイ)が自薦した。平原君は、「才能のある人は、あたかもきりが袋の中にあるように、鋭い先を現すものだ。ところが私の所に3年間もいて君は目立たなかった。それは才能が無いからにほかならない。」と言ったという。
(ロ)穎脱。
《出典》
〔史記(シキ)・平原君伝〕
《類句》嚢中の錐。
きりののうちゅうにおるがごとし【錐の嚢中に処るが如し】🔗⭐🔉
きりののうちゅうにおるがごとし【錐の嚢中に処るが如し】
ぬきんでた才能を持つ人は、自分からはなんのはたらきかけをしないでも、また、どんな情況に置かれても、その才能は自然に現れて、人に知られるようになるということ。
◎「嚢中」は袋の中。錐が袋の中にあれば、その鋭い先端はどうしても袋の外に突き出てしまって目立つ結果になるの意から。「嚢中の錐」とも言う。
〔出〕史記
〔類〕紅は園生に植えても隠れなし
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