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もんがいかん【門外漢】▽中国🔗🔉

もんがいかん【門外漢】▽中国 その事に関係しない第三者。 専門家でない者。素人。 《出典》 〔五灯会元(コ゛トウエケ゛ン)〕 《類句》門外人。

もんこをなす【門戸を成す】▽中国🔗🔉

もんこをなす【門戸を成す】▽中国 家を興し一家をなす。また、学問・技芸などで、その人独特のすぐれた流儀として世間に認められることのたとえ。 《例文》 「無名の新人から出発して茶道で門戸を成したのは、えらいものだ。」 《出典》 此(コ)レ吾(ワ)ガ家ノ千里ノ駒ナリ。門戸ヲ成ス者ハ、必ズ此ノ児ナリ。〔梁書(リョウショ)・王茂伝〕

もんこをはる【門戸を張る】🔗🔉

もんこをはる【門戸を張る】 一家を構える。 《例文》 「世帯を持って世間に門戸を張ることになった。」 家の外観をりっぱにして見えを飾る。 学問・技芸で、自分自身の流儀を確立して一派を立てる。 《例文》 「これでも昔は、書家として門戸を張った家柄なんだ。」

もんじゅのちえ【文殊の知恵】🔗🔉

もんじゅのちえ【文殊の知恵】 三人寄れば文殊の知恵

もんぜんいちをなす【門前市を成す】▽中国🔗🔉

もんぜんいちをなす【門前市を成す】▽中国 《門の前が市になるの意》たくさんの人が訪ねて来て、出入りする人が多いことのたとえ。「門前市の如(コ゛ト)し」「門庭市の如し」とも。 《参考》 前漢の哀帝の時、大臣の鄭崇(テイスウ)は、その名声を慕う訪問客が多いのを、私欲のために大臣にこびへつらう客が多いとして告げ口された。帝から責められた鄭崇は、「私の家の門は市のようですが、私の心は澄み切った水のようにやましいところはありません。」と答えたという。 《出典》 〔漢書(カンシ゛ョ)・鄭崇伝〕 《対句》門前雀羅(シ゛ャクラ)を張る。

もんぜんじゃくらをはる【門前雀羅を張る】▽中国🔗🔉

もんぜんじゃくらをはる【門前雀羅を張る】▽中国 《門前に群れあそぶすずめを捕らえる網を張るの意》訪れる人が非常に少なくて寂しいことのたとえ。「門前雀羅」「門外雀羅を設(モウ)く可(ヘ゛)し」とも。 《参考》 漢の武帝の時、ある高官が法務大臣になると、訪問客がたくさん来たが、役をやめさせられてからは門前に雀羅を張れるほどであった。 《出典》 〔史記(シキ)・汲鄭伝・賛〕 《対句》門前市を成す。

もんぜんのこぞうならわぬきょうをよむ【門前の小僧習わぬ経を読む】🔗🔉

もんぜんのこぞうならわぬきょうをよむ【門前の小僧習わぬ経を読む】 《寺の門前に住んでいる子どもは習わないのにひとりでにお経を覚えて読むの意》ふだん見聞きしていると、習わないことも知らず知らずのうちに覚えるということ。 《類句》智者の辺(ホトリ)の童(ワラヘ゛)は習わぬ経を読む。勧学院(カンカ゛クイン)の雀(スス゛メ)は蒙求(モウキ゛ュウ)を囀(サエス゛)る。

もんだいにならない【問題にならない】🔗🔉

もんだいにならない【問題にならない】 研究や討論すべき事がらとして取り上げる価値がない。 劣っていて比較の対象にならない。取るに足らない。 《例文》 「君の実力など彼に比べれば問題にならないよ。」

もんとものしらず【門徒物知らず】🔗🔉

もんとものしらず【門徒物知らず】 真宗の信者は、ひたすら念仏を唱えるだけでほかのことをかえりみないということ。 《参考》 あざけって言うことば。同じように頭韻を踏んで各宗派をあざけることばに、「門徒物知らず、法華(ホッケ)骨なし、禅宗銭なし、浄土情なし」がある。

もんどりをうつ【翻筋斗を打つ】🔗🔉

もんどりをうつ【翻筋斗を打つ】 からだが空中で1回転する。とんぼ返りを打つ。 《例文》 「河童(カッハ゜)はこの牡牛を見ると、何か悲鳴を挙げながら、一きわ高い熊笹(クマサ゛サ)の中へもんどりを打つように飛び込みました。」《芥川竜之介(アクタカ゛ワリュウノスケ)・河童》

もんのまえのやせいぬ【門の前の痩せ犬】🔗🔉

もんのまえのやせいぬ【門の前の痩せ犬】 《自分の家の門の前でだけほえるやせ犬の意》強い後援者を頼りにして威張っている弱者のたとえ。

もんがいかん【門外漢】🔗🔉

もんがいかん【門外漢】 そのことに直接関係のない人やその分野の専門外の人のこと。 ◎「漢」は男で、門外の男の意から。

もんこをなす【門戸を成す】🔗🔉

もんこをなす【門戸を成す】 自分の流儀(りゅうぎ)を生み出し、一派を立てること。一家を興(おこ)すこと。 ◎りっぱな家に必要な大きな門と戸を作るの意から。「門戸を張る」「門戸を構える」とも言う。 〔出〕梁書(りょうしょ)

もんじゅもちえのこぼれ【文殊も知恵のこぼれ】🔗🔉

もんじゅもちえのこぼれ【文殊も知恵のこぼれ】 どんなに賢い人でも、失敗はつきものだというたとえ。 ◎知恵をつかさどる文殊菩薩でも失敗することがあるの意から。 〔類〕弘法にも筆の誤り/孔子の倒れ/猿も木から落ちる

もんぜん いちをなす【門前 市を成す】🔗🔉

もんぜん いちをなす【門前 市を成す】 訪問客が多いことや、商売が繁盛して大勢の客でにぎわうことのたとえ。 ◎門の前に人がたくさん集まって、まるで市場のようだの意から。 〔対〕門前雀羅を張る/閑古鳥が鳴く

もんぜん じゃくらをはる【門前 雀羅を張る】🔗🔉

もんぜん じゃくらをはる【門前 雀羅を張る】 訪れてくる人もなく、さびしくひっそり閑(かん)としていることのたとえ。 ◎「羅」は網のこと。あまりに閑散としているので門前に雀(すずめ)を捕る網が張れるほどだの意から。単に「門前雀羅」とも言う。 〔出〕史記 〔類〕閑古鳥が鳴く 〔対〕門前市を成す

もんぜんのこぞう ならわぬきょうをよむ【門前の小僧 習わぬ経を読む】🔗🔉

もんぜんのこぞう ならわぬきょうをよむ【門前の小僧 習わぬ経を読む】 毎日のように繰り返し見たり聞いたりしていると、習わなくてもいつの間にか覚えてしまうということ。 ◎寺の門前に住む子供は、いつの間にか聞き覚えて、習ったこともない経を読むようになるの意から。いろはがるた(江戸)。 〔類〕勧学院の雀は蒙求を囀る 〔較〕A saint"s maid quotes Latin.(聖人の家のお手伝いはラテン語を引用する)

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