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あや [2] 【文・綾】🔗🔉

あや [2] 【文・綾】 (1)物の表面に表れたいろいろの形・色合い。模様。特に,斜交する線によって表された模様をいう。「―を描く」 (2)斜めに交わること。また,そういう模様。 (3)言葉や文章の飾った言い回し。表現上の技巧。「文章の―」 (4)物事の入り組んだ仕組み。すじみち。「事件の―」 (5)比較的長期にみた相場変動の中で,特別の理由もないような小さな変動。「―押し」「―戻し」 (6)斜文組織で文様を織り出した絹の紋織物。光沢があり,模様が浮き出て美しい。綾織物。 (7)「綾取り」の略。「―を取る」 (8)「綾竹」の略。 (9)(「目もあやに」「目もあやなり」の形で)目も覚めるほどきらびやかである。「目も―にひるがえる万国旗」 (10)区別。条理。けじめ。[名義抄]

大辞林 ページ 138310 での単語。