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〔上代語。平安時代には,限られた経典の訓読にのみ用いられ,院政時代以降は消滅した〕 ■一■ (格助) 名詞・または名詞的な語に付く。主格を強めて示す。「いは」「いし」などの形が多い。「紀伊(キ)の関守―留(トド)めてむかも/万葉 545」 ■二■ (終助) {■一■}と同系の語。活用語の連体形よりなる文節に付く。語勢を強める。ね。よ。「玉の緒の絶えじ―妹(イモ)と/万葉 481」

大辞林 ページ 138500 での単語。